大阪水曜ほっと集談会一世です。
時々、見ているだけで不愉快になる程、不機嫌な顔をした人物に出会います。
念のため配偶者のことではございません。
知らんけど!
思わず、何に怒ってるのかと思います。
御本人は、自覚がないと思いますが、寄り付きにくいのです。
何かにとらわれているときは、ついついそんな顔になっています。
仕事や対人関係ですごく悩んでいるとき程、自分の表情をチェックすることは大切だと思うのです。
以前の私は好きで転職した仕事であるにもかかわらず会社から帰るとずいぶん不機嫌な顔をしていました。
今から思うと外面が良いのと仕事をして帰ってきても、仕事のことが頭から離れなかったのです。
妻も子育てやパートの仕事で同じように疲れていたと思いますが、そのようなことに思いが至らず自己中心の塊のような人間でした。
今、そのつけは、きっちり払わされている私です。(笑)
娘夫婦を見ていますと、共働きで家事や子育ての分担を無理なく上手くこなしていると思います。
振り返りますと子育てにおいて、いつもニコニコとは、
いきませんが出来るだけお互いに無理をしないで穏やかな顔をすることはお金以上に大切であったと思うのです。
仏教では、このような振る舞いを和顔施と言うそうです。
森田療法を学びますと、感情と行動を分けることが自然と身につきます。
パニックや対人緊張で、頭が真っ白でも必要な会合やイベントには、取り敢えず参加する。
落ち込んでどうしよもない朝でも、取り敢えず起きて身支度を整える。
そのような小さな習慣の積み重ねが、
とらわれの堂々巡りのシャットダウンのきっかけになると、思うのです。
私の場合、心は泣いているのに無理に笑おうとして、
結果として泣き笑いのような顔をしていることが、今でもあります。
泣いているのか、笑っているのかどっちやねん!
2024/07/20 一世