私が通っている老舗のジムの隣には古い小屋があって、ジムの始まりは、この小屋だったらしい・・・
現在はサンドバッグが下がっていて、空手の局部鍛錬が出来る様にタイヤや巻き藁が設置してあります。
毎週2回の私のジムトレーニング、大体2時間~3時間位毎回決まったトレーニングし、これを行わないと気持ちが不安になりますので、麻薬患者の様に精神まで入り込んでいちゃっています。
自分では良い習慣と思っていますし、20代より現在50代までほぼ体型も保持出来ています。
この日はトレーニングに新しいメニューも追加し、色々考えてやっていたので3時間位やっていました。
ジムに到着して小屋の電気がついていたので誰かが、局部鍛錬でもやっているのかな??と通り過ぎてジムトレーニング開始~終了3時間後・・
帰ろうと小屋を通り過ぎようとしたら、まだ電気がついている・・誰だよこんな長い時間やっているのは???と小屋の中をのぞいたら、我が拳友の〇〇館師範代のYさんが一人で型を行っていました。
「こんばんは」と声をかけて話し始めたら2時間以上も空手談義をしてしまいました。
しかし、よく一人で飽きる事もなく空手の稽古出来るのには感心いたします。
空手の才能の中に努力出来る才能もあり、まさしくそれを体現する人物です。
空手の基本もしっかりとしているし、型も上手く組手もとっても強いです。
コロナ禍で不自由な空手の稽古ですが、来月は一緒に組手の稽古を約束いたしました。
トレーニング後に同じ波長の仲間に会った事で気分はとってもあがりました。
押忍
10年以上お世話になった道場とお別れをしようか?・・・悩み考え始めました。
辞める場合でも円満退会は必須。
一般部の指導もしてましたので迷惑かけないように考えて考えて・・
「3ヵ月後に私は風林火山空手を退会したいと思います」
「その間は今まで通り指導は致します」
「その後は本部長が指導して頂くか、別の指導員を考えていただきたいと思います」
「そして支部もそのまま本部に預けますので代わりの指導員を派遣をお願い致します」と話しをいたしました。
「私が退会しても先輩の道場(先に退会した先輩師範)に所属する事はありません」と本部長に伝え、私的は基本どちらにもつかない、自分の理想とする空手道を追求して行こうかと考えていました。
以上を本部長には私の考えを何度も話をして納得して頂きました。
そして最後の日、皆には私の退会理由を話そうと思いましたが、本部長が私にそれは黙っておいてほしいと言われたので、稽古後の食事会も参加しましたが誰にも何も言えないまま、その事の悔いを残したままで10年10ヵ月の風林火山空手に寂しいお別れをいたしました。
押忍
コロナ鬱
コロナ差別
気が付かないうちにしてるかも、なってるかも・・・
鬱は自分自身の事だけど、差別は他人に対して・・・今一度深呼吸をしてよく考え発言しましょう。
好んで病になりたい人もないでしょうから、誰のせいでもありません。
コロナと共生が当たり前になってくると思いますので、出来る事だけはして普通に生活を考える時期だと思います。
私は身体が続く限り空手 ウェイトトレーニングは続けるつもりでいますが、いつまで続けられるのだろう・・・・と思う事もあります。
基本的に自分が空手を出来なくなったら指導も引退する予定。
60歳になってあくびしながら100キロのベンチプレスが出来る事が今の目標です。
取り合えず現在56才 体重57キロ 体重の2倍 MAX116キロ×10回上がりますので、可能な事だとは思っています。
ここ数年はやり過ぎると負傷が多くなるのと回復がとても遅い事が当たり前になってきています。
20代の頃の様に数日で回復なんて事はあり得ません。
筋トレもとても神経を使って怪我のしにくいトレーニングを心がけています。
組手も無理はしない事を意識してやっています。(現在はコロナでソーシャルディスタンス等で道場での接触組手は行っていません)
やり残した人生にならない様突っ走りたいと私は思っていますが、そんな思いのよぎる方一緒に空手をやってみませんか?
いつからだって遅い事はありません。
あの時始めていれば良かったな・・と考えていると5年10年はすぐ過ぎてしまいます。
今から始めれば5年後10年後の始めていれば良かったな・・の後悔はありません。
ダメならやめるだけなので、やってもいない事の後悔が一番悔いが残ります。
我が身で感じてる事で良く分かります。
先ずは体験してみましょう。
昔やっていた方ももう一度道場に足を踏み入れてみましょう。
その一歩から・・
押忍
私は先輩の師範が退会したことによって、風林火山中部本部では本部長の次のNO.2となってしまいました。
NO.2になると、その責任も変わってくるわけで門下生の事、運営方針の事etc様々な事が、どうしたら最善か?何て考える事も多くなりました。
自分の預かっている支部の門下生の事も、以前より気になってきました。
この頃からなんとなくでしたが空手の自分が思う方向性とか?組織とか?が違うかも???と違和感を感じるようなりました。
それでもこの道場で骨を埋めるつもりでしたのでNO.2の立場としては皆が言えない事や空手の方向性等も本部長に言わなくてはと・・・・言いたくない自分と闘いながら意見を述べる事もありました。
空手は押忍の世界、先生が黒と言えば白く見えても黒・・・そんな世代の私達。
そう思えば本来は自分の先生に意見する事はやっぱりおかしい訳で、意見するその時点で私の進むべき空手道の方向性と風林火山空手道の方向性が違いかけていたのだと思いました。
押忍
さすがに暑い。
コロナな影響でマスク着用稽古なので、とっても苦しいです。
一番気になるのは熱中症です。
水分補給はまめにとって稽古していますが、皆頑とても張って稽古してくれています。
家で涼しくしてゲームしている子も多いと思いますが、暑い中稽古する体験は貴重、そんな人が空手は上手くなります、強くなります。
居残りしていく子達がいましたので、審査用の型の稽古を徹底的にやりました。
やり過ぎちゃって半泣きしていましたが、その日の稽古の目的に全員到達出来ました。
人は望んで、そして行動しないと目標到達できません。
先の光が感じる稽古でした。
押忍
コロナの影響で仕事の格差が止まらない。
業種ごとに暇な業種、忙しい業種・・現在世の中は何とも激しい差があります。
どちらの仕事だとしても、今は趣味が満喫しにくい状況にあります。
そんな状況で我が道場も一般部の出席率が悪くなっています。
それぞれの仕事はその仕事についてみないと分からない苦労があります。
早く普通の状態にならば良いですが、今の世の中の状況この先まだ何年も続くかもしれません。
コロナ騒動第一波の休業中は世の中の武道がなくなってしまうのではないか?と思う事もありました。
未来の子供達に日本の遺産である武道を継承していって欲しいと願っています。
早くそれがしやすい世の中に戻りますよう願います。
そんな状況下でも一生懸命に空手に打ち込む子たちもいます。
若干偏った稽古体系に現在はなっているのですが、そんな感じでも頑張ってくれています。
空手の上達には才能もあるのでしょうが、一番の才能は努力出来る才能です。
日々教えられています。
押忍
最近はコロナの影響をどっぷり受けて非接触型の稽古が中心なので、基本技・型を主に稽古していますが、子供達の記憶力は大変凄いと思います。
教え方も日々考えやっていますので一応その成果も感じています。
私が教えてもらっていた時は中々覚えられなくて大変苦労した記憶があり、周りには型をしっかりと教えてくれる人もいませんでした。
そんな時代だったのかも知れませんが・・
形だけ真似て型で出てくる技の解説などありません。
結構色々な空手の型の本は読み理解を深めていきました。
今は武道空手連合に所属して、連合の型もあり種類も多いと思いますが、まあまあいい感じに指導出来ています。
早く普通の稽古に戻りたいですが、今は基本・型を徹底的に学ぶ事と柔軟をしっかりやりたいと思います。
白心塾では柔軟性も空手の技の一つとしていますので、一般人と同じではダメです。
基礎体力・柔軟性・瞬発力・空手技・・・これで始めて空手家です。
押忍
平穏な空手の日々は続かない・・・
当時は分かりませんでしたが、突然の先輩師範(no.2)の退会届が本部に届きました。
「お前が頑張ってくれ」と本部長に言われて・・・・退会した先輩師範の道場が(支部道場)この時期、会員がどんどん増えている時で他にサポートできる人間がいなかった。
私は、本部長に「自分がが退会した先輩師範の道場に手伝いに行っても良いでしょうか?」本部長がOKなら手伝いに行きたいんですが・・・
もしダメなら止めます・・と聞いてOKが出ました。
基本的に関係ない組織になる先輩師範の道場に稽古が落ち着くまでサポートしに、ほぼ毎週行くことにしました。
何故いきなりの退会なのか??先輩に尋ね、その言い分は私も感じていた組織の問題だったので、それなりに納得のいく話ではありました。
私の心の中に色々な葛藤が芽生えていました。