僕が高校生だった頃、社会科は選択制になっていて、地理か日本史を選ばなければいけませんでした。僕は日本史も好きだったのですが、当時は日本史人気が高く(この頃は『信長の野望』というゲームが流行っていた)、僕は仕方なく地理を選択した覚えがあります。
その影響からなのか、僕は地図を見ることが好きです。色々な場所を想像する楽しみを知りました。そんな地理の授業でとても印象に残っているのが、「等高線を使って因島を立体的に作る」というものでした。
ご存知の通り、5万分の1の地図にしても2万5000分の1の地図にしても平面の図面に描くわけですから、立体的な山などを表すために”等高線”を使います。これを一つ一つ厚紙に合わせてカッターで切っていき、最後に重ね合わせて立体的な地図(模型)を作るのです。
僕にはこの2次元から3次元を生み出す作業が楽しくて仕方ありませんでした。あの平面の地図から、より現実に近い立体的な模型ができるなんて、凄いではありませんか。
もし機会があれば、皆さんもチャレンジしてみてください。