今年の4月に小学生になる息子が少しずつ独り立ちを始めています。今まではどこかに遊びに出掛けても、恥ずかしがったり、傍を離れなかったりしたのが、最近は自分から積極的に遊ぶようになりました。知らない子どもにも自分から声をかけて、一緒に遊ぶようにもなりました。
そんな先日、近所の子と遊んでいた時に、大切にしているムシキングカードが1枚無くなりました。それも息子がトイレに行っている間に・・・。
僕は色々なことを経験してきた大人だから、人を疑ってしまいます。(もちろん、その時の状況は会話を聞いていたので、よく分かっています)。しかし、息子は自分が無くしたんだと悔いていました。
僕は息子に、「自分がきちんと管理していなかったから無くなったんだ」と言い聞かせました。そして、それと同時に、「それを欲しくなって、持っていってしまう人もいるんだよ」と教えました。息子にはあまり意味が分からないようでした。
彼が歳を重ね、社会に出て行くときに「人を疑う」ことを知らないと生活していけないのは淋しいですが、これも試練です。人を疑うだけでなく、本当に大切なことを知って欲しいと願って見守っていきたいです。