浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

幸せな時間

2006年02月15日 | 日常

息子(6歳)と二人で出掛けた3泊4日の旅行から帰ってきました。今回は息子の初旅行で飛行機に乗ることが目的の一つであると同時に、僕自身も逢いたい人がいたので、沖縄の石垣島に行ってきました。

飛行機を乗り継ぐという移動は、乗り物酔いをする僕にはとても辛いものでしたが、石垣島に居た4日間は素晴らしい時間でした。何も計画をせずに訪れたのですが、様々な場所を案内してもらいました。そこには僕の知っている文化とは違うものが沢山あり、食べ物にしろ、建物にしろ、行事にしろ、とにかく全てが新鮮で心に響いてきました。

息子もシーサーを見つけたり、貝殻を拾ったり、石垣の人に可愛がってもらったりして、楽しい時間を過ごせました。僕も逢いたい人に逢えて、綺麗な海を見て、素晴らしい文化に触れて、本当に幸せな時間を過ごせました。

滞在した3日目から4日目にかけては、海の近くの別荘を借りてもらって過ごしました。そこでの時間は今回の旅行の中でも特に素晴らしい時間であったように感じます。忘れることのない思い出となっています。

帰路についた時、僕も息子も自然と涙を流しました。飛行機の中ではずっと泣いていました。なぜこんなにも淋しさを感じたのでしょうか。それは僕たち親子にとって、あそこでの生活や出会いに幸せな時間が流れていたからでしょう。

息子とは、「また来ようね」と約束しました。僕たち親子が好きになった島にまた行ってみたいと考えています。