今年から”ごんべ”というチームで小早を漕ぐことになり、初めて練習した時のことを、ここで書きました。その時に、「意識が違う」と書きましたが、このことについてチームのメンバーの人と話をすることがありました。
僕は「意識が違う」と表現しましたが、それがどのようなものか、はっきりとは分かっていませんでした。いや、今でも上手く理解できているかどうか分かりません。何となく、今まで僕が小早に対して持っている意識とは違うものを”ごんべ”の人たちは持っていると感じているだけでした。しかし、僕はそれをどこかで味わったことがあるような気もしました。
「上手くなりたい」という思いは常に持っていますし、自分なりにイメージをして練習に取り組んでいるつもりでいます。(まあ、毎回反省ばかりなんですが・・・)。でもそれとは違ったモノがあるのです。
その答えらしきモノが、その人との話しに出てきました。それが『勝者のメンタリティ』なのです。この言葉そのものが出てきたわけではありませんでしたが、彼の云わんとした事は、このメンタリティだったと思います。ああ、たしかに僕も現役でサッカーをしている時に持っていたモノかもしれません。
プロスポーツの世界でもギリギリのところで勝負を分けるのは気持ちの部分です。どれだけ強い気持ちを持っているのか、そしてその気持ちの裏づけになるモノが何なのか、それが大きいと考えるのです。勝者とはどんなモノかを知っている人は苦しい時も頑張れるのです。
勝者であることに気持ちが慣れてしまっては厳しさを追求できなくなりますが、勝者でありたいと願い、努力することが継続出来れば、その立場に立つことが出来るはずです。