遂に日本で本格的なプロのフットサルリーグ(Fリーグ)が始まりました。フットサルの人気がここ数年で急上昇してきて、競技人口が増えてきました。学生の頃にサッカーをしていた中高年はもちろん、小中学生もフットサルをするようになってきました。凄いことです。
しかしその低年齢層が将来も続けることを考えた時に、目標となるものが無い状態だったのは否めません。日本ではプロが無いので、外国に行くか(実際に海外で活躍している選手もいます)、好きな者同士で集まって楽しむか、どちらかになるでしょう。
そこでこのFリーグです。完全にプロとして成り立っているチームは名古屋オーシャンズだけですが、それでも目標としては十分でしょう。Fリーグは始まったばかりだし、集客人数もJリーグに比べると少ないので、今後どのような形になっていくか分からない部分もありますが、それでも面白い試合を続ければ、きっと盛り上がっていくはずです。だってバスケットやバレーがプロとして成り立っているんだから、フットサルだって可能なはずです。
観る側としても、サッカーよりも更にスピード感があるし、得点も入りやすいので、楽しいと思ってくれる人が増えるはずです。
もちろん問題点も沢山あります。現時点で客を呼べるスター選手がいないこと。サッカーほどルールが浸透していないこと。サッカーと類似する部分があるため、サポーターがサッカーに流れ易いことなどなど、挙げればキリが無いほど不安点や問題点はあるでしょう。
それでも日本に新しいスポーツ文化が根付こうとしているのですから、応援したいです。是非、一度観に行ってみましょう。