(☝ヘルプマーク サイトより拝借)
15歳男子中学生の投稿記事から
優先席のある扉近くに立っていた
優先席は3席すべて埋まっており
全員が若い人たちでスマホに夢中
1人の女性が埋まった優先席の前に立った
女性のバッグの帯には
赤いカードに白いハートマークと十字があった
ヘルプマークで優先席を譲るべき人だったけど
スマホに夢中の3人は気づかなかった
僕は気づいたけれど
3人に声をかけなかった
ヘルプマークの女性は次の駅で降りてしまった
僕はどうしたらよかったのかわかりません
声をかけていれば、ヘルプマークの女性が
目立ち、嫌な気分になっていたかもしれない
第三者の僕ができることは
何だったのか分かりません
でも自分が席に座っていたら譲りたかった
また、そのような人が
報われる世の中になってほしい
*
*
もし、私が この中学生の立場だったなら
どうしていただろう・・・
この中学生の数倍もの人生をいきているわたしでも迷う場面です
中学生が若者に席を譲るよう促したなら
3人の若者はどのように反応するだろう
素直に席を譲るだろうか、
自分より若い、しかも中学生に恥をかかされた、と
逆恨みをするかもしれない・・などと
考えると本当に勇気が要ります
わたしは1にも2にもオバちゃんなので
「すみません」と軽く肩をトントンして
ヘルプマークの女性がいますよ、と
さりげない仕草で促すかもしれない
もし、1人でも気がついてくれたなら
ニッコリ笑って「ありがとう」と
伝えるかもしれない
でも・・・
実際はそんなに簡単じゃないかもしれない
ヘルプマークを ご存じない方が まだまだ多いと思います
車内アナウンスでヘルプマークを付けた方がいらっしゃることを
喚起していくことも方法のひとつかもしれません
大切なことを教示してくれた中学生のH君
気遣いできる世になってほしいと私も思います
11月初旬 湖東三山は西明寺にて