気分はいつも雨のち晴れ!

散歩道で見つけた四季折々の山野草を紹介!

感動を受けた詩や新聞記事なども紹介!

水鏡に映る色

2023年09月22日 | 朝の詩

 

 

 

 

夏が終わり

また季節は巡る

風がそう告げると

夜半ざっと雨が降った

今朝には晴れ

透徹した空の下

駅へつづく道を歩く

アスファルトの窪みに

ちいさな雨の名残り

水鏡は永遠の夏を待つ

こどもの瞳みたいに

空ばかり見てる

青ばかり、

焼き付けている

 

朝の詩・「水鏡に映る色」

京都府長岡京市 沖中潮広さん(50歳)の作品です

 

 

待ってました!

沖中潮広さんの詩です

1年前の夏「無声の夏」でファンになりました

 

水鏡に映る青は特別な青

窪みにできた小さな水溜まりは

とても大きく深くさえ見える

 

いつだったか・・

河川敷に水溜まりを

水鏡の中に

空の青 雲の白を見付けて

その透明さに

何処まで深いのだろう~と

友達に話したら爆笑された

雨上がりの楽しみのひとつ

それは水鏡に映る色!

 

 

 

 

令和5年9月18日 近所にて撮影

 

 

 

 

 


今日の「らんまん」に想う

2023年09月19日 | 連続テレビ小説

☝(オニドコロ)

 

 

徳永教授と万太郎が詠んだ歌が

とても印象的でしたので

書きとどめたいのですが

苦心しています

「この雪の 消残る時に 

 いざ行かな 山橘の

  実の照も見む」

       (大伴家持)

 

白い雪の中に 赤い橘の実がなっているのを

見たことがある大伴家持が作った歌で

雪が解けないうちに 

また、その光景が見たい、という意だそうです

 

徳永教授にとって厳しい冬の寒さに

耐え雪に覆われても尚 美しい実を

見せる丈の低い小さな常緑樹の

山橘は万太郎そのものだった

 

今日の「らんまん」

万太郎が徳永教授に辞表を提出した場面

徳永教授の胸中を想うと・・・切なく

雪降る窓の外の景色が一層

心を打つ素晴らしいシーンでした

 

思い起こせば朝顔を

万太郎と二人で詠んだシーンが蘇ります

 

「朝顔は 朝露負ひて

咲くといへど

   夕顔にこそ

        咲きまさりけれ」

 

朝顔は朝露を浴びて咲くというけれど

夕方の薄暗い光の中でこそ

輝いて見えるのですよ、という意

目立たなくても地道に頑張っている

ことは素晴らしく自分には見える、と

エールを送りたかった徳永教授

 

「らんまん」について書くのは

多分、これが最後となってしまう寂しさを感じています

だからなのか、今日のシーンは

徳永教授の心に重ねて見ることになりました

 

 

☝(蝶豆)

 

 

 

 

 

 


九月

2023年09月17日 | ポエム

 

 

 

今年もまた

「秋桜物語」を繰ってみた

 

そこには

「九月」と題したポエムがあった

 

 

 

すれ違った人の背中に

とおい海の匂いがした

九月は残酷でやさしい

別れがあって出発がある

明るい日射しの野原に

一すじの道があって

その向こうから

ま新しい風が吹いてくる

秋の身軽さと友情の重たさを

こっそり胸にしまいこんで

今 少うしまぶしい

旅立ちの季節

 

 

今日の夕空

つい、空を写したくなります

 

 

 

いつもご訪問 リアクションを

いただき有難うございます

コメント欄お休みさせていただきます

 

 

 

令和5年9月17日のスケッチから

 

 

 

 

 

 


平和な町の日常風景

2023年09月15日 | 日記

 

 

 

 

久しぶりに乗り合いバスを利用しました

朝は若い乗客も散見しますが

復路は昼下がりだったこともあり高齢の客が殆どです

 

途中の停留所から2人の妙齢の女性が乗ってきました

2人とも大きいリュックを背負っています

ハイキングでもするかのような出で立ちです

座席に着くなりリュックから買って来たばかりの

スニーカーを3足出し座席に広げます

乗客は私たち二人とその2人の女性客だけでした

 

バスが走り出し・・・

 

次の停留所では10数人の男女が乗ってきました

乗り合いバスは小さいので直ぐ満員になります

3人の客が乗れずに「次のバスにするわ」と言って

乗りませんでした

 

乗り合わせた客同士は以前からの知り合いのような

気安さで喋りしだします

私たちは、もちろん話の輪に入れません

 

最初に乗ってきた女性の内のひとりが

降車ボタンを押しました

バスが停まっても一向に下りる気配がありません

運転手さんが「降りるのですか?!」とアナウンスすると

その女性は

やおらリュックから高齢者証明書(カード)とチケットを

取り出し、「○○さん、降りるからチョット待って」と

これまた友達みたいな気安さです

運転手さんも 慣れっこのようで辛抱強く待っています

 

 

また、次の停留所で停車した時は

ちょうど小学生の下校時間でした

学童たちは「おじさん、乗せて!」と

手を振ります

 

運転手さんは運転席から

「お帰り」と声掛けします

 

この情景は日常的に繰り広げられているんだなぁ~と思いました

私たちは半分 呆れるやら、微笑ましいやら・・・

 

ちょっと疲れたけれど・・

ゆっくり時間が流れていて

平和な町の平和な情景を見ることができました

 

 

 

空は秋ですね~

 

 

 

 

 

令和5年9月15日のスケッチでした

 

 

 

 

 

 


皮膚科受診の度に思うこと・・・

2023年09月09日 | 日記

(コムラサキの実がキレイ)

 

コロナ禍前から手指の発疹に悩んでいました

最初は虫刺され、だと放置していたのです

 

ある日、姪がスマホを見ながら

『指の関節辺りにできる発疹はダニが爪から入り込み

タマゴを産み付けるからだ』と

強烈なことを申すではありませんか!

 

翌日 紹介状無で総合病院の皮膚科を受診

紹介状が無いと べらぼうに高い初診料を請求されます

が、背に腹は代えられぬ とはこのこと

 

診察室でダニにタマゴを産み付けられた、と話すと

大笑い されました!

(そんなに笑わなくても・・と内心思いました)

『ダニはそんなところにタマゴを産みません!』

その一言で・・

身体中から力が抜けていきました

 

 

保湿剤とステロイド剤を処方され

今日に至っています

お陰で毎月受診だったのが、3カ月に一度に

 

その間、3人の先生が変わられました

どうも2年ごとに変わられるようです

 

どの医師も若くて美しい!

男性の医師も含めて皮膚が本当に美しい

白く”スー”と伸びた細い指

それこそ まさに <白魚> のよう!

皮膚の仕組みを勉強、研究されてのことだと

思いますが、、それはそれは見事な美しさ

 

そんな美しい先生方の前に

長年こき使って くたびれた手を見せるのは

毎回 身が縮こむ思いがするのです( ;∀;)

(ため息)

 

 

 

 

<ツルボ>が随分と咲進んでいました

上部は蕾が見られるが下部は咲き終わっています

下から咲き上がっていくのですね

 

 

 

 

令和5年9月6日 近所にて撮影