(公園では まだ一輪くちなしの花が咲いていました・・7/30)
しばらく ご無沙汰していた恩師からの便り
きっと心配をかけていたのでしょう
先生の方から暑中見舞いが届いた
先生は大学を卒業後初めて教壇に立たれ
私たちが初めての教え子
先生にとって最初の教え子は
いつまでも心に残るそうだ
先生は学生服で教室に
その新鮮な姿は女子を夢中にさせた
休み時間など、女子は先生の周りに
纏わりついて離れなかった
そんな中、私といえば
少し離れた処で見ているだけの子どもだった
卒業後〇十年経っての同窓会以来・・
先生宛に季節ごとに写真を添えて手紙を書いた
先生は必ず返事をくださった
その中には目立たなかった私どものことも
覚えてくださっていた旨が書かれていて
感動を覚えた
そして、今回頂いた便りには
年老いて絵筆がとれないこと
先生はちょっと有名な画家でもある
・・・好きな絵を描けない哀しみも
先生の文面から感じ取れた
文末には
私からの便りは全て残している
また、お便りください、と締め括ってあった
(くちなしの花が現心境によく似合う気がして添えてみました)
最後まで読んでくださってありがとうございました❣