(散歩コースで ホトトギス)
芝生に寝ころんでいると
こどもの幽霊がきて
私の腹にのった
しばらくいっしょに
ぽつんと浮いている
雲をながめた
なんとなく腹を
ふくらませてみたり
しぼめたりすると
幽霊ははしゃいだ
私もうれしくなって
しあわせのことや
天国のことを
考えたりした
<山形市 菅原 響さん(19歳)の白昼でした>
(散歩コースで リンドウ)
何となく情景が浮かんできた
なんで幽霊なのかは
わからないけれど・・・
こどもは私たちが
思わないことでも
とびっきりの笑顔で
はしゃいでくれる
やっぱり 純粋で
汚れていなくて
ピッカピカの
心をもっているのでしょうね
まるで天使のように
作者を
天国や幸の世界への入り口に
導いてくれたのですもの