気分はいつも雨のち晴れ!

散歩道で見つけた四季折々の山野草を紹介!

感動を受けた詩や新聞記事なども紹介!

「18歳」もう少し子供のままで・・

2025年01月12日 | 産経抄

みん花で知った「フユシラズ」☝

 

 

今日の「産経抄」に思う

 

レコーディングに臨んだのは高校を卒業して

間もない頃だった

歌手の岩崎宏美さんは<思秋期>の歌い出しで

何度も嗚咽した

足音もなく行き過ぎた/季節をひとり見送って/

はらはら涙あふれる/私十八・・・

出会いと別れを通し

少女から大人の女性へと階段を上る

揺れ動く思いがつづられた歌詞に涙を誘われ

録音初日は歌にならなかった

「18歳」

20歳から引き下げられた今も

子供と大人の間を心が行き来する微妙な時期に違いない

成人してからの長い長い長~い年月は

ひたすら大人の道を歩まなければならない

ある意味 酷といえるのではないだろうか?

これは極々個人的な意見ですが

「18歳」この傷つきやすい年齢は

もう少し

子供のままで居させてあげたい、と思うのは

私だけでしょうか?

 

そもそも

18歳を成人としたのは

アメリカをはじめ先進国の選挙権が18歳からだったから

日本も18歳から選挙権を!ということだったのでは

と記憶に新しい

もっとも十代という若い内から政治に

参加することも大切なことだとも思う

 

でも・・

何でもかんでも欧米に倣えでは能が無いのでは?

選択制夫婦別姓しかり

 

今朝のNHKニュースの中でも

二十歳(はたち)の○○と伝えていたけれど

そもそも「二十歳」は20歳であって18歳ではありません!

 

産経抄は

曲は大ヒットし、岩崎さんは実力派としての

評価をを高めた

「歌手・岩崎宏美」を大人にした歌でもあるのだろう

 

誰かを思う

誰かの思いに応える

人はそうやって人生の山坂を上る

 

成人式に臨む人たちを歓迎しつつ

あまり駆け足にならぬよう願ってもいる

「青春」とは

過ぎてから気がつくものだと

「思秋期」の歌詞にある

かけがえのない季節をどうか大切に

と結んでいる

 

 

1月11日 16時50分の白い月☝

 

 

 

 

 

 

 


獅子を背負った大谷翔平選手

2024年11月02日 | 産経抄

(返り咲いたボタンクサギにモンキーアゲハ)

 

 

 

遅ればせながら

ドジャース世界一!

大谷選手おめでとうございます!

 

11月1日の産経抄で

面白い記事が目を引いたので抜粋してみました

 

国産で初めて発売された

チューブ入りの歯磨き粉は

商品名を「ライオン煉り歯磨」という

「牙は丈夫・百獣の王で縁起もよい」と評判が立ち

ヒットしたライオン株式会社である

 

(ヤマトシジミの恋の季節)

 

 

同社が登録する商標の中に

ユニークなものがある

「NO17」

上下逆さまにすると

「L1ON」

神様が仕組んだ美しい符号だろう

 

その人の背番号が何故

日本でエースナンバーとされる

「18」ではなく「17」なのか・・・

 

なるほど!

獅子を背負っていたのですね!

大谷選手は「ライオン」を背負っていたのですね!

ううん!

唸るしかない!

 

 

(ツワブキの花にイカリモンガ)

 

 

 

令和6年10月・・ある日の写歩より

 

 

 

いつも応援コメント有難うございます🌸

コメント欄お休みしています<m(__)m>

 

 

 

 

 

 


新しい言葉

2024年09月19日 | 産経抄

 

(可愛い狸豆)

 

 

時代とともに新しい用語の数が増え

若い世代を中心に

生息域を広げている「ガッツリ」はその筆頭格

「しっかり食べよう」

「たくさん食べよう」という

意味合いで使われることに

8割を超える人が「気にならない」と

答えているとのこと

 

産経抄は元は大分県など

限られた地域の方言らしく

「ガツガツ」「ガッツ」と

どこか響き合うものがあり

使い始めた人のセンスにも頭が下がると言っている

 

・・・が 自分に限って言えば

使ったことはこれまで一度もないのです

どこか品のなさを感じます

決して美しい言葉とは言い難い、と思えるのです

(あくまで、個人の感想です)

大河ドラマの「光る君へ」を観ていると

平安の言葉遣いは頓に美しいと感じています

 

「キュンキュンする」は

胸ときめくことを表す表現に

気になる派は2割に届かない

「市民権を得た表現だろう」と言っている

新しい表現を使うか使わないかは

50代と60代がひとつの境目になるようです

「キュンキュン」は男女関係なく使われているみたいです

FBフレンドの男性(多分40代後半)は

よく「キュンキュンする」を使っています

なにかちょっと違和感を覚えるのも確かです

否が応でも自分は古い人間なんだと

この度、改めて認識させられました

 

しかしながら・・・

産経抄も述べているように

新しい言葉に胸のはずみを覚える

アンテナの感度は常に鍛えておきたい、と思いました

 

 

散歩道で「藪蔓小豆」

 

(撮影は9月中頃 市内にて)

 

 

*「ヤブツルアズキ」と「ノアズキ」の違いは

生る豆で判断できるそうです

花では判断できません

教えてくださったアブリルさん なつみかんさん

ありがとうございました🌸

 

 


世に二つとない記録と物語

2024年05月12日 | 産経抄

子がわれか

われが子なのか

わからぬまで

子を抱き湯に入り

子を抱き眠る

(亡き歌人・河野裕子)

 

4月に撮ったカーネーション椿を❣

 

 

今朝のコラム・産経抄は「ぐっ!」と

胸に迫るものがありました

 

十数年も前になる

散歩に訪れた公園で

赤ん坊を抱いたまま

顔中を涙にする母親を見かけた

傍には案じ顔の幼い男の子も

お兄ちゃんだろう

聞けば男の子を遊具で遊ばせるうちに

いすの上のバッグを置引きされたという

「お金は?」

「取られました それはいいんですけど

母子手帳は返してほしくて・・・」

嗚咽で後は言葉にならない

 

母胎や胎児の健康状態

1カ月児健診から6歳児健診までの記録

受けた予防接種の数

母子手帳には多くの記入欄がある

出産が近づくにつれて

揺れ動く思いを書き留める欄もある

母となる人 なった人がつづる

世に二つとない記録であり物語であろう

 

「子どもの成長の証しまで盗まれた気がする」

「なぜ置きっぱなしにしてしまったのか」

母親は声を潤ませながら自分の行いを悔やむのだ

犯人にわずかでも人の心あらば、と

願うしかなかった

 

公園の母親が母子手帳に記したのも

亡き歌人の河野裕子さんの一首のような日々ではなかったか

 

この時節になると

あの悲嘆に暮れた母親を想い出す

母子手帳は手元に戻ってきただろうか

公園を訪れる度に姿を探したものの

会ったのは その一度きりだった

小さかった男の子も赤ん坊も

いまは母親が流した涙の意味を

理解できる年頃だろう

(5/12産経抄より抜粋)

 

 

母が亡くなり、遺品の整理をしていたら

セピア色の母子手帳と

桐の箱に収められた「へその緒」を

見付けたのは そう遠くない日でした

 

今日は母の日

お墓参りに行って来ました

日頃の無沙汰を詫び

”ありがとう”を伝えて来ました

 

皆さんはどんな母の日でしたか?

 

 

4月に写したカーネーション椿は

日野町鎌掛・鈴鹿国定公園は遊歩道にて

 

 

 

🌸いつも有難うございます🌸

コメントおやすみしています

 

 

 

 

 

 

 


「マムシグサ」を写してみました!

2024年05月03日 | 産経抄

ひとたたきで折れてしまう

かよわい茎だから

神さまはそこに

毒蛇の模様をえがき

花をかまくびに似せて

折りに来る者の手より

護っている

(詩画作家・星野富弘さん作)

 

 

 

「マムシグサ」という気の毒な名の花がある

薄暗い茂みに生え 

鎌首をもたげたような

異形の容姿がそのまま呼び名になった

詩画作家の星野富弘さんは

子供の頃「討伐隊」と称し

仲間と手当たり次第に

花を切り倒した という

 

 

不気味な姿にも 

きっと深い訳があるはず・・・

自省の念を込めて詩に詠んだのは

身体に重い障害を負った後だった

 (産経抄より)

 

その詩画作家の星野富弘さんの訃報が

昨日報じられました

 

手足の自由を事故により失ってから50年余り

数多の作品は国内外で大きな反響を呼びました

(私も星野さんが描いた葉書を持っています)

 

星野さんの残してくれた絵と詩も

天からの「贈り物」だったのかもしれません

 

 

マムシグサという花を

積極的に写真に収めようとは

思いませんでした、と

いうより避けてきました

 

星野さんの訃報を知って

マムシグサを写してみよう。。と

思った次第です

 

 

 

令和6年5月3日

鈴鹿国定公園にて