みん花で知った「フユシラズ」☝
今日の「産経抄」に思う
レコーディングに臨んだのは高校を卒業して
間もない頃だった
歌手の岩崎宏美さんは<思秋期>の歌い出しで
何度も嗚咽した
足音もなく行き過ぎた/季節をひとり見送って/
はらはら涙あふれる/私十八・・・
出会いと別れを通し
少女から大人の女性へと階段を上る
揺れ動く思いがつづられた歌詞に涙を誘われ
録音初日は歌にならなかった
「18歳」
20歳から引き下げられた今も
子供と大人の間を心が行き来する微妙な時期に違いない
☆
☆
成人してからの長い長い長~い年月は
ひたすら大人の道を歩まなければならない
ある意味 酷といえるのではないだろうか?
これは極々個人的な意見ですが
「18歳」この傷つきやすい年齢は
もう少し
子供のままで居させてあげたい、と思うのは
私だけでしょうか?
そもそも
18歳を成人としたのは
アメリカをはじめ先進国の選挙権が18歳からだったから
日本も18歳から選挙権を!ということだったのでは
と記憶に新しい
もっとも十代という若い内から政治に
参加することも大切なことだとも思う
でも・・
何でもかんでも欧米に倣えでは能が無いのでは?
選択制夫婦別姓しかり
今朝のNHKニュースの中でも
二十歳(はたち)の○○と伝えていたけれど
そもそも「二十歳」は20歳であって18歳ではありません!
産経抄は
曲は大ヒットし、岩崎さんは実力派としての
評価をを高めた
「歌手・岩崎宏美」を大人にした歌でもあるのだろう
誰かを思う
誰かの思いに応える
人はそうやって人生の山坂を上る
成人式に臨む人たちを歓迎しつつ
あまり駆け足にならぬよう願ってもいる
「青春」とは
過ぎてから気がつくものだと
「思秋期」の歌詞にある
かけがえのない季節をどうか大切に
と結んでいる
1月11日 16時50分の白い月☝