気分はいつも雨のち晴れ!

散歩道で見つけた四季折々の山野草を紹介!

感動を受けた詩や新聞記事なども紹介!

インスタ映えには程遠いけれど・・・薄紫の海? 

2024年04月29日 | 日記

連休はネモフィラ見物と決めている粋人が

激増しているような気がします

 

空と海の青にネモフィラの淡い青が溶け合う

絶景が味わえる国営の「ひたち海浜公園」には

多くの見物客が訪れている様子を

TVの映像で何度も見ました

 

旺盛な繁殖力から花言葉は

「どこでも成功」

 

北米原産の地味な植物が日本でこれほどの人気に

なったのは、つい最近の話だそうです

 

ネモフィラの二大名所には共通点があるのだそう

いずれも敗戦後、米軍に接収され、

一方は水戸射爆撃場

もう一方は米軍立川飛行場

両基地とも昭和が終わるまでに

相次いで返還されました

 

射爆撃場は海浜公園として

飛行場は昭和天皇在位50周年記念事業として

大部分を公園にすることにし、

いずれも国営で再出発したそうです

 

海浜公園に造られた人工の丘は

かつて射爆撃場の標的があったところだそう

 

20年前、ネモフィラを植えたのは

「丘と空を同じ色にすれば過去を忘れるくらい違う景色となる」

と、いう担当者の強い想いからだったそうです

 

確かに若者たちは

「インスタ映えする」と屈託がありません

(以上、産経抄より抜粋)

 

今日は「昭和の日」

良くも悪くも昭和は遠くなりにけり、ですね!

 

さて、国営でも市営でも何でもない

広大な製薬会社の敷地に

これまたネモフィラではありませんが・・・

 

マツバウンランの群生と見られる植物が

広範囲に広がっています

 

自然に生えてきたものなのか

薬草研究のために植栽されたものなのか

皆目 分かりませんが

敷地の周りをフェンスで取り囲んでいて

絶対に侵入できません(笑)

なので金網の間からレンズを差し込み

最大限の望遠レンズを利かして撮った景色です

 

インスタ映えとは程遠いですが

薄紫の海が広がっていました!

 

(令和6年4月25日市内にて)

 

 

 

 

 


ゆく春を想いながら・・・

2024年04月24日 | 朝の詩

久しぶりに「朝の詩」の投稿です

今回は91歳の男性・佐々木恒男さんの「窓」です

 

 

余りに素敵な詩だったので

近所の公園で撮った写真に書いてみました

 

この写真を撮った日は1万8千歩を歩いて

行ってしまう春を存分に愉しみました

 

公園の芝生に咲いていた「ヒメハギ」

 

 

公園の藤棚

 

 

畑で見つけた「アジュガ」

 

 

道端で・・「オトメフウロ」

 

 

雑木林で「ヒメコウゾ」

可愛い花を咲かせます!

秋には紅色の小さな実を付けます

 

 

ウグイスさんの美しい声にうっとり❣

ウグイスさんは夏まで女の子を呼びますね~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


セーラー服と詰襟が消えていく⁈

2024年04月19日 | 春の日

(日野川ダムの八重桜)

 

スクールカラーは伝統あるワインレッド

いわゆるえんじ色

私たちの時代は

セーラー服にえんじ色のリボン

男子は詰襟・学生服

 

斜め向かいの男の子が新中学生に

つい、この間まで保育園児だったのに

名前はミハィル君

 

小学生の頃「ぼく、ミサイルと呼ばれています」

と自己紹介してくれた可愛い男の子

 

今朝はピカピカの通学用自転車に

ピカピカのヘルメット

ワインレッドのブレザーにグレーのズボン

とても大人びて見えるけど・・

まだ、あどけなさが残るが良く似合っています

今年から?制服も変わったようです

 

伝統カラーは

ブレザーに取り入れられているようで安心しました

 

セーラー服と学生服は

消えていく運命にあるのでしょうか

これも時代の流れ、というものでしょうか

新鮮さと複雑さが入り混じった微妙な朝でした!

 

 

☝咲き始めた日野川ダムの八重桜

 

 

 

令和6年4月14日 日野川ダム湖にて

 

 

 

 

 


新しいスニーカーとレンゲ草

2024年04月16日 | 日記

最近 見なくなったレンゲ草

名残り花が少し田んぼに咲いていました

田んぼの肥料はレンゲ草に代わり

化学肥料を使うようになったからなのでしょうね

新年度 初の有償ボランティアの日でした

まちづくり協議会まで徒歩で向かいます

何故か足取りが軽いのです

新しいスニーカーだからかな?

靴底が破れる寸前まで履くのが私流

なので・・・

新しい靴はクッションがすこぶる良くて

ウサギのようにピョンピョン

前進できるのです!

 

我が学区は世帯数が多くて・・

広報の仕分けが大変!

お昼まで、たっぷり掛かってしまいました

さすがに疲れました!

 

・・・という理由で今夜は

早くやすみます

いつもありがとうございます🌸

 

 

令和6年4月15日 市内にて撮影

 

 

 

 

 

 

 


朝晴れエッセー「みかん」

2024年04月13日 | 朝晴れエッセー

 

琵琶湖地球市民の森で

ミツバツツジが咲き始めました

 

少し前の「朝晴れエッセー」ですが

未投稿になっていましたので・・

 

大阪市生野区の杉本佐希子さん(61歳)の

「みかん」を投稿します!

 

🌸🌸🌸

 

いつものスーパーからの帰り道

民家のガレージでみかんを売っているのを見つけた

ビールのケースを重ね白い布で覆い

その上に青いザルにみかんを盛って並べてある

やや大きめのみかんで、ひとつのザルには5個ほど入っている

段ボールで作った看板には

「1盛300円、2盛なら500円、美味しいよ!」と赤い太文字

台の端には鐘の形をした小さな呼び鈴が置いてある

鳴らしてみると、チリンと控えめな音がした

奥から「いらっしゃい」と出てきたのは中年の男性

身体を斜めにして両方の手の平を壁に沿わせながら

ゆっくりと歩いてくる

彼が店頭に着くのを待ち

私は一番大きそうなみかんが入ったカゴを

「これください」と渡した

両手を宙に泳がせるようにして受け取った彼は

白いビニール袋に入れてくれる

あいにく、財布の中に硬貨がなくて千円札を出した

男性は札の表と裏を そっとなでて前掛けのポケットに入れた

その手はなかなか出てこない

「ごめんね、遅くて、見えないものだから」

私はみかんの入った袋を抱え

すっぱい匂いをかぎながらお釣りを待っています

 

 

作者の淡々として情を交えない文章から

映画のワンシーンのように情景が見えてきます

そっと心を揺さぶる作品だと感じました

 

そう遠くない昔

路上(公園の脇の空き地)で

季節の果物を売っているお爺さんを想い出しました

そのお爺さんは

甘夏や八朔など皮が堅くて包丁を入れないと

剥くのが大変なときは、これを使って剥くといいよ、と

鳥の形をした便利グッズを

八朔や甘夏を買う度にくださるのです

その鳥さんは今でも重宝しています

八朔など 買う度にくださるので沢山ありましたが、

5枚くらい残して処分しました

どうして使うかって?

尖った嘴の部分を八朔の縦方向に

何か所か筋を入れるのです

そうすると上手く皮が剥ける優れものなのですよ

 

 

早いですね!

シャガも咲いています