(暑くても野の花は元気です)
今朝の朝晴れエッセー「アベベの指輪」に感激です!
オリンピックが開催されるたびに思い出すことがある
あれは1回目の東京オリンピックでのこと
マラソン競技ではエチオピアのアベベ選手が
大変注目されていた
当時私は6歳の幼稚園児
幼いながらもアベベ選手や円谷選手の
活躍を楽しみにしていた
そのアベベ選手が指輪をなくした
というニュースが報道された
そんなとき、
家の裏の原っぱで遊んでいた私は指輪を見つけた
これはアベベ選手の指輪ではないのかと思い
急いで母に相談した
当時私は立川に住んでいて
アベベ選手が立川市を訪れたはずはなかったのだが
交番に届けるという私に母は
「アベベ選手の指輪だったら とても喜ぶだろうから」
と賛成してくれた
勢い込んで交番に行くと おまわりさんが
「よく届けてくれたね」と大変褒めてくれた
そして・・・
オリンピックが終わってしばらくして
驚きのニュースが流れた
アベベ選手の指輪が国立競技場で発見されたと
私は驚き、安心し、でも・・
自分が見つけた指輪ではなかったことにがっかりした
今 思えば母もおまわりさんも分かっていて
私の気持ちを大切にしてくれたのだろう
恥ずかしくも心が温かくなる思い出となっている
東京都世田谷区・倉田修さん(66)のエッセーでした
昭和ど真ん中
やさしい時代だったのですね~
身体中に暖かいものが流れるのを感じました
雨上がり
涼風吹いて
蝉しぐれ
昨日の午後 雷雨だったお陰で夕方から夜にかけて
涼しく冷房も扇風機もなく眠れました
今日は降りそうにありません
令和6年7月22日のスケッチより