ロシアの支配下にあったやがて満州となる土地へ、先のための地図を作るために命がけで渡った日本人二人。捨てれなかった軍刀。実在しない島が地図に書かれた理由。信念を曲げぬもの。日露戦争から太平戦争終戦まで足掻く者、流されるもの、そして文化?最後にその地に残ったものは・・・とか言う話ですか?全然違う気がする(笑)
直木賞&山田風太郎賞受賞作です。ともかく壮大と言うか・・・長い(笑) なんであらすじとかも書けないよねぇと言う感じです。でも良いですね。胸糞悪くなりそうな要素てんこ盛りでも、なんか読み心地が爽快なのはこの人の他の作品もそうですが、これ特に。登場人物たちのキャラと物語の紡ぎ方の巧みさでしょうか。そして隙あらば?超人キャラを忍び込ませてますね。体力要りましたが(寝転がって読んでるので、本を持ってるのも重い・・・)、読んでよかったです。
面白かったです。
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