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父は元敏腕刑事。捜査中に何者かに襲われ殉職。娘は東大出てそんなつもりも無かったのに公務員国家Ⅰ種試験にパス。さらにそんなつもりは無かったのに警察へ→地元警察の副署長になったのは24歳の事。そんな時不思議で素敵な初老の獣医と出会う。孫娘によれば「おじいちゃんはどうぶつと話せるんだよ」との事・・・・そんな感じで獣医さんが軽めから始まり色々謎を解いてくと言うお話。
完結してねえじゃん
子供の頃からお世話になった警察官の殉職がどうも怪しい→父の謎にも迫りそうな枕あり・・・そんな所でブツっと終了。今後シリーズ化してくにしても、単行本でそれはどうかと思う。そうならそうと「シリーズ第一弾!!」とか帯にあったりしても良いだろうに。「動物としゃべれる」設定も匂わせてはいるけど、未だ放置中。シリーズ前菜の様な位置づけになるのか?
内容そのものは深味は無いけど、読み易くはある。登場人物達のキャラもエキセントリック過ぎず、読むものに毒は巻き散らかさず。お気軽にお茶の間でTVドラマ見てる感覚でヘロっと読める。そんなんだから、その分の物足りなさはヒシヒシと・・・・でも気になるじゃねえか・・・この終わりかたじゃ。まんまと次作が出たら買ってしまうんだろうか?大人って汚い・・・・と思うおっさんな花男であった。