花散歩

函館および道南の野山の花を中心に、観光、グルメ、温泉などを紹介しています。

春の花を追いかけて

2010年05月22日 | 山野草
今日の函館は快晴、1日中出歩いていたのでとても暑かったです。20℃以上あった思いますが、日が沈むと涼しくなるので過ごしやすいです。

春の花を追いかけて、野山歩きが続きます。

オオバキスミレ(大葉黄菫)が咲き出しました。
葉っぱが大きくて少し縦長のハート型をしています。

鮮やかな黄色のスミレは、見ているだけで元気を貰えますね。

タチカメバソウ(立亀葉草)がポツリポツリと咲き出しました。
ワスレナグサと同じ仲間のとても小さな花です。

シラネアオイも平年より少し遅れ気味で、蕾の方が多かったです。
白い花はニリンソウです。

キバナイカリソウ(黄花碇草)は、葉より下に花がつき、長い距が突き出している面白い形の花です。この姿が船の碇に似ていることからついた名です。

何だか蜘蛛にも似ているように思えます。

シラネアオイ(白根葵)

2010年05月22日 | 山野草
今朝の函館は濃霧が立ち込め真っ白でした。
洗濯物を干す頃には薄日がさしてきましたが、はっきりしないお天気、でも気温は20℃以上あり、暖かでした。

カタクリで有名な、北斗市にある匠の森へ出かけました。

カタクリのピンクの絨毯で覆われた森は、薄紫のシラネアオイの森に変わっていました。高貴な姿は森の貴婦人という感じです。

カタクリの頃は人も多いのですが、美しいシラネアオイを見に来られる方は少なく、この優雅な姿をゆっくり堪能できます。

咲き始めのためか、花色が少し濃く思えます。
日光の白根山に多く、花がタチアオイ(立葵)に似ているのでこの名が付きました。
ハルフヨウ、ヤマフヨウなどという別名もあります。