浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「心行の解説」より。

2013-09-05 00:56:53 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

              ~ 恩師の「心行の解説」より ~


          「意識は大宇宙体を支配し
                 万象万物をして調和の姿を示さん」


     「調和」という言葉もよく使われますが、「調和」とはこういうものですと、
     適切に答えてくれる人は余りありません。

     これは、バランスのことです。あの「やじろべえ」を思いだしていただいたら
     よく分かると思います。「やじろべえ」はどんな危険な場所に立てましても、
     ちゃんと立ちます。これは、左右の重りが調和されてバランスがとれているからです。

     もし一方が重い場合は、落ちてしまします。
     お釈迦様の厳しい修行も、厳しいほうに片寄っていたから悟れなかったのですね。
     お城の中の栄耀栄華の生活も、また余り結構すぎて悟ることはできませんでした。

     ですから、「やじろべえ」の中心点は常に中程におかなくてはならないように、
     「心」を中程に置くことが調和の目的です。


                     ~ 感謝・合掌 ~





 

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