~ 恩師の「講演集」より ~
講演集、 一
「真の神の慈愛は地球全土に」
ある宗教の信者さんで、奈良県の山奥、十津川の方ですが、
足の両膝関節が痛んでもう地獄さながらの状態で歩くこともできない。
それで宗教関係の方のお世話で大手術をすることになったのですが、
その三十半ばの奥さんが、たまたまご縁があって、
御主人に抱きかかえられて私の所を訪ねて来られました。
聞けば多額の寄進をしてご指導を受けられたのですね。
「あなたはもっと本部へ足を運んでお参りをしなくてはいけません。
神様の場所に足を運ぶようにと、足にその印をみせて下さったのです。
もし手術をして足が治ったら、
もっとせっせとお参りしなさい」と指導されたそうです。
そして「これは本当でしょうか」と尋ねられるので、
私は「申し訳ないけれど、それは嘘です。
神様とは、今私の目の前にもすぐ来て下さいます。
そしてあなたの住む十津川の山奥にも神様の慈愛は満ち満ちています。
地球上のどこに行かなくてはおられないというような神様は正しくない。
地球全部が神のご神体で、ご神殿です。
そして隅々まで神の慈愛に包まれています。
ですから、ほんとうの神様の慈愛とはどんなものかを、
ここであなたに見ていただきましょう」と話して、
「どうかこの方に、神様の光をお与えください。
私達の日々の生活の過ちをお許しください。
どうかこの方に調和と安らぎをお与えください」と祈りましたら、
その足が、その場で治ってしまったのです。
来る時はご主人に抱かれて運ばれて来た方が、
帰りは自分の足で走るようにして帰られました。
ほんとうに神様の慈愛は地球全土に満ち満ちております。
~ 感謝・合掌 ~