恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
東京・沖縄の旅にこと寄せて――幸せになる為には
先の続き・・・
男同士が抱き合って泣いていたり喜んだりしましたね。
一般の社会で男同士が抱き合って泣いていたら、
気が狂っていると思われるでしょうけれど。
かつて、今から十年前、私は山の中で反省させてもらったのですけど、
その高い背丈の髯の濃い方が心を開かれました。
その時私も心を開かせていただいたのですけど、
帰りの別れ際にその大きい方が私を抱いてくれます。
私もくらいついてその髯の濃い人とハハハ、
頬ずりして喜び合ったことがあります。
後になって考えると、少しおかしかったのと違うかな、
そんな変な趣味は無いはずなのになあと思ったことがありましたね。
それは魂の触れ合いです。
肉を超えた魂の触れ合いの感動が起きるのです。
女の方も、男の方も関係ありません。
どうにもならない感動ですね。
こんなことは内緒にしておかなくてはいけませんが(笑い)。
しかしそういう感動に包まれるものです。