浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「御垂訓」

2022-11-25 00:04:13 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


         講演集、 二

     精進は厳しく、生涯が学びである

日々の生活の中で、私自身できておりませんし、
難しいことは一切ようしません。
しかしせめて腹を立てないようにしよう、愚痴を言わないようにしよう、
人の悪口は言わないようにしようと、こころから始めました。
これらは私の持っていた大きな欠点だったのです。
それを少しでも少なくし、無くしていこうと日々努力いたしました。
すばらしいお方は、幼い頃からそんな思いは持っておられません。
私などはその塊でした。
腹を立てると、もう見境なしに怒りました。
私の顔を見て「あいつは怒ったら鬼より嫌な顔をしている」と言われました。
また、人を憎みました。
憎んだら許しません。

まあ言ってみれば、悪の塊のような人生を送ってきました。
この正法の教えにご縁を頂いて、
それら心の曇りが苦しみの原因だったことを
教えていただきました。
では、苦しみの原因を何とか取り除かなくてはいけません。
諸々の苦しみの原因がありますけれど、まず腹を立てないようにしよう、
次に愚痴を止めよう、足ることを知った生活をしよう、
そのように努力しました。

そして、人さまに少しでも喜んでいただくようにしよう。
少しでもお役に立たせてもらおうと心掛けてきました。
有り難いことに私はそういう環境を与えていただき、
あちらこちらのお話に行きなさいということで、
行かせていただく中で学ばせていただいております。
A先生とも朝から話しをしていたのですが、
皆さまに聞いていただけるからこそ、私も話しをさせていただけます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする