恩師のご著書「講演集」より
講演集、 二
心の曇りとは何か
幸せになれないのは心の曇りによるのです。
私たちが知らず知らずに出している心の曇りによって、
幸せの光を自ら遮断していたのですね。
その曇りとは何か。
これはいつも申し上げています。
〔怒り、妬み、憎しみ、謗り、人さまの悪口、
愚痴、恨み、取越し苦労、
不安、恐怖、己を守る為の嘘、貪欲〕
このようなものが、本来は神と変わらぬ、
神の分け御霊を頂いている私たちの
表面を包み、神様と私たちとを遠く離していたのです。
人間はどうしても自分本位になっていき、
その時、人に尽くすことを忘れます。
そして「何でもあって当たり前」と思う心から、感謝を忘れ、
幸せを失っていたのです。