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浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

得るものも失うものも無き我れに
何を恐れん我れ神の中

「御垂訓」

2023-01-11 00:09:33 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

 恩師のご著書「講演集」より


              講演集、 三

        救われたい「迷える意識」――竜の話

先の続き・・・

いくら読んでも、意味を理解しない限り、百万遍唱えても功徳はありません。
意味を理解して、そして日々の生活に実践してこそ、経文の功徳は現れます。
その竜さんに話しました。
「あなたは、よく自分自身を振り返ってみなさい。
今あなたはそういう竜の姿です。
しかし、ようく振り返ってみなさい。あなたも、私たちと同じように
この地上において生活をした同じ人間のはずです。あなたはこの世に生きた時、
あまりにも物事に強く執着しました。如何ですか」と聞きますと、
「その通りでございます」と言います。

そこで、「この世に生きた時、怒り、妬み、謗り、愚痴、或いは取越し苦労を
してみたり、恨んだり、憎んだり、そういう思いはいかがですか」と言いますと、
突然鼻汁をバーッと流してきまして、汚い汚い鼻汁がいっぱい出ます。
そして涙をぶるぶるこぼして、そういう間違いの生活をしていたことを
自ら認められました。
そして、その人生を悔い改め、神にお詫びをされました。
そこで、「あなたの帰る世界に帰りなさい。私がお送りしましょう」と言って
送りますと、その方から抜けましたから、
突然、すごく可愛い顔になってしまったのです。



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