浄心庵・長尾弘先生「垂訓」

恩師の歌集「愛」より

肉体の限度にいどみ人救う
愛の行い我が内の神

「ブッダのことば」より。

2016-10-16 00:09:20 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

              14、ダンミカ

わたくしが聞いたところによると、
―――あるとき尊き師(ブッダ)はサーヴァッティー市のジェータ林、
〈孤独な人々に食を給する長者の園〉におられた。
そのときダンミカという在俗信者が五百人の在俗信者とともに師のおられるところに
近づいた。
そして師に挨拶し、かたわらに坐った。
そこで在俗信者ダンミカは師に向かって詩を以って呼びかけた。

376、「智慧ゆたかなゴータマ(ブッダ)さま。
      わたくしはあなたにお尋ねしますが、
      教えを聞く人は、家から出て出家する人であろうとも、
      また在家の信徒であろうとも、どのように行うのが善いのですか?


             ~ 感謝・合掌 ~




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「ブッダのことば」より。

2016-10-15 00:10:29 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

             13、正しい遍歴

374、 究極の境地を知り、理法をさとり、
      煩悩の汚れを断ずることを明らかに見て、
      あらゆる〈生存を構成する要素〉を滅しつくすが故に、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

375、 「尊いお方(ブッダ)さま。
      まことにこれはそのとおりです。
      このように生活し、みずから制する修行者は、
      あらゆる束縛を超えているのです。
      かれは正しく世の中を遍歴するでしょう。」


           ~ 感謝・合掌 ~ 




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「ブッダのことば」より。

2016-10-14 00:10:57 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

   
              第二 小なる章 

             13、正しい遍歴

371、 信念あり、学識ある賢者が、究極の境地に至る定まった道を見、
      諸々の仲間の間にありながら仲間に盲従せず、
      貪欲と嫌悪と憤怒とを慎むならば、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

372、 清らかな行いによって煩悩に打ち克った勝者であり、
      覆いを除き、諸々の事物を支配し、彼岸に達し、妄執の動きがなくなって、
      生存を構成する諸要素を滅ぼす認識を立派に完成するならば、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

373、 過去及び未来のものに関して(妄りなる)はからいを超え、
      極めて清らかな智慧あり、あらゆる変化的生存の領域から解脱しているならば
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。


                ~ 感謝・合掌 ~

 

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「ブッダのことば」より。

2016-10-13 00:19:42 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
                第二 小なる章 

               13、正しい遍歴

368、 修行者が、自分に適当なことを知り、
      世の中で何ものをも害うことなく、
      如実に理法を知っているのであるならば、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

369、 かれにとっては、いかなる潜在的妄執も存せず、
      悪の根が根こそぎにされ、ねがうこともなく、
      求めることもないならば、かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

370、 煩悩の汚れはすでに尽き、高慢を断ち、
      あらゆる貪りの路を超え、みずから制し、安らぎに帰し、
      こころが安立しているならば、かれは正しく世の中を遍歴するであろう。


              ~ 感謝・合掌 ~ 


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「ブッダのことば」より。

2016-10-12 00:09:35 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

             13、正しい遍歴

365、 ことばによっても、こころによっても、
      行為によっても、逆らうことなく、正しく理法を知って、
      ニルヴァーナの境地を求めるならば、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

366、 修行者が、『かれはわれを拝む』と思って高ぶることなく、
      罵られても心にふくむことなく、
      他人から食物を与えられて驕ることが無いならば、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

367、 修行者が、貪りと迷いの生存(の望み)とを捨てて、
      (生きものを)切ったり縛ったりすることをやめ、
      疑惑を超え、(煩悩の)矢を抜いたのであれば、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。


               ~ 感謝・合掌 ~


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「ブッダのことば」より。

2016-10-11 00:11:25 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

             13、正しい遍歴

362、 修行者が陰口をやめ、怒りと物惜しみとを捨てて、
      順逆の念を離れるならば、かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

363、 好ましいものも、好ましくないものも、共に捨てて、
      何ものにも執着せず、こだわらず、諸々の束縛から離脱しているならば、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。

364、 かれが、生存を構成する要素のうちに堅固な実体を見出さず、
      諸々の執着されるものに対する貪欲を慎み、こだわることなく、
      他人に誘(ひ)かれないならば、かれは正しく世の中を遍歴するであろう。


              ~ 感謝・合掌 ~




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「ブッダのことば」より。

2016-10-10 00:12:08 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

             13、正しい遍歴

359、 智慧ゆたかに、流れを渡り、彼岸に達し、完全なる安らぎを得て、
      心を安住した聖者にお尋ねいたします。
      家から出て諸々の欲望を除いた修行者が、正しいく世の中を遍歴するには、
      どのようにしたらようにしたらよいのでしょうか。」

360、 師はいわれた、「瑞兆の占い、天変地異の占い、夢占い、
      相の占いを完全にやめ、吉凶の判断をともにすてた修行者は、
      正しく世の中を遍歴するであろう。

361、 修行者が、迷いの生存を超越し、理法をさとって、
      人間及び天界の諸々の享楽に対する貪欲を慎むならば、
      かれは正しく世の中を遍歴するであろう。


             ~ 感謝・合掌 ~



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「ブッダのことば」より。

2016-10-09 00:10:54 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
               第二 小なる章 

             12、ヴァンギーサ

358、 先生!
       カッパ師は執着の根元を見たのです。
       ああ、カッパ師は、いとも渡りがたい死魔の領域を超えたのです。」


               ~ 感謝・合掌 ~


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「ブッダのことば」より。

2016-10-08 00:09:43 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

             12、ヴァンギーサ

355、 師は答えた、
      「かれはこの世において、名称と形態とに関する妄執を断ち切ったのである。
      長いあいだ陥っていた黒魔の流れを断ち切ったのである。」
      五人の修行者の最上者であった尊き師はそのように語られた。

356、 〔ヴァンギーサいわく、―――〕
       「第七の仙人(ブッダ)さま。
       あなたのおことばを聞いて、わたくしは喜びます。
       わたくしの問いは、決してむだではありませんでした。
       バラモンであるあなたは、わたくしをだましません。

357、 目覚めた人(ブッダ)の弟子(ニグローダ・カッパ)は、
       ことばで語ったとおりに実行した人でした。
       ひとを欺く死魔のひろげた堅固な網を破りました。


               ~ 感謝・合掌 ~


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「ブッダのことば」より。

2016-10-07 00:08:01 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

            12、ヴァンギーサ

352、 この完全な確定的な説明が、
      正しい智者であるあなたによって、よく持(たも)たれているのです。
      わたくしは、さらにこの合掌をささげます。
      (みずからは)知りながら(語らないでわれらを)迷わしたもうな。
      智慧すぐれた方よ。

353、 あれこれの尊い理法を知っておられるのですから、
      (みずからは)知りながら(語らないで、われらを)迷わしたりなさいますな。
      励むことにすぐれた方よ。
      夏に暑熱に苦しめられた人が水をもとめるように、
      わたくしは(あなたの)ことばを望むのです。
      聞く者に(ことばの雨を)降らして下さい。

354、 カッパ師が清らかな行いを行って達成しようとした目的は、
      かれにとって空しかったのでしょうか?
      かれは、消え滅びたのでしょうか?
      それとも生存の根元を残して安らぎに帰したのでしょうか?
      かれはどのように解脱したのでしょうか、
      ―――わたくしたちはそれを聞きたいのです。


              ~ 感謝・合掌 ~

 


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「ブッダのことば」より。

2016-10-06 00:06:49 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

       ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

             12、ヴァンギーサ

349、 聡明な人々は世を照らします。
      聡明な人よ。わたくしは、あなたをそのような人だと思います。
      われららあなたを(如実に見る人)であると知って、身もとに近づきました。
      衆人集会の中で、
      われらのために(ニグローダ)カッパのことを明らかにしてください。

350、 すみやかに、いとも妙なる声を発してください。
      白鳥がその頚をもたげて徐(おもむ)ろに鳴くように、
      よくととのった円やかな声を徐ろに発してください。
      われらはすべて、すなおに聞きましょう。

351、 生死を残りなく捨てて、悪を払い除いた(ブッダ)に請うて、
      真理を説いていただきましょう。
      諸々の凡夫は、〔知ろうと欲し云おうと〕欲することをなしとげることができないが、
      諸々の全き人(如来)たちは、慎重に思慮してなされるからです。


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「ブッダのことば」より。

2016-10-05 00:08:38 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

      ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

            12、ヴァンギーサ

346、 われわれの疑惑を断って下さい。
      これをわたくしに説いて下さい。
      智慧ゆたかな方よ。
      かれらが全く亡くなったのかどうかを知って、
      われらの間で説いて下さい。
      ―――千の眼ある帝釈天が神々の間で説くように。
      あまねく見る方よ。

347、 この世で、およそ束縛なるものは、迷妄の道であり、
      無智を朋とし、疑いによって存するが、全き人(如来)にあうと、
      それらはすべてなくなってしまう。
      この〔全き人〕は人間のための最上の眼であります。

348、 風が密雲を払いのけるように、
      〔この人〕(ブッダ)が煩悩の汚れを払うのでなければ、
      全世界が覆われて、暗黒となるでありましょう。
      光輝ある人々も輝かないでありましょう。


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「ブッダのことば」より。

2016-10-04 00:22:17 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

   
                第二 小なる章 

               12、ヴァンギーサ

343、 「現世において、もろもろの疑惑を断たれた
       無上の智慧ある師にお尋ねいたします。
       ―――世に知られ、名声あり、心が安らぎに帰した〔ひとりの〕修行者が、
       アッガーラヴァ〔霊樹のもと〕で亡くなりました。

344、 先生!あなたは、そのバラモンに『ニグローダ・カッパ』という名を
      つけられました。
      ひたすらに真理を見られた方よ。
      かれは、あなたを礼拝し、解脱をもとめ、
      つとめ励んでおりました。

345、 サッカ(釈迦族の人、釈尊)よ、あまねく見る人よ。
      われらはみな、(あなたの)かの弟子のことを知ろうと望んでいます。
      われらの耳は、聞こうと待ちかまえています。
      あなたはわれらの師です。
      あなたは、この上ない方です。


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「ブッダのことば」より。

2016-10-03 00:10:31 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

        ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

  
              第二 小なる章 

             12、ヴァンギーサ

わたくしがこのように聞いたとことによると、
―――あるとき尊き師(ブッダ)はアーラヴィーにおける
アッガーラヴァ霊樹のもとにおられた。
そのとき、ヴァンギーサさんの師でニグローダ・カッパという名の長老が、
アッガーラヴァ霊樹のもとで亡くなってから、間がなかった。
そのときヴァンギーサさんは、ひとり閉じこもって沈思していたが、
このような思念が心に起こった、
―――「わが師は実際に亡くなったのだろうか、
あるいはまだ亡くなっていないのだろうか?」と。

そこでヴァンギーサさんは、夕方に沈思から起き出て、師のいますところに赴いた。
そこで師に挨拶して、傍らに坐った。
傍らに坐ったヴァンギーサさんは師にいった。
「尊いお方さま。わたくしがひとり閉じこもって沈思していたとき、
このような思念が心に起こりました。―――
(わが師は実際に亡くなったのだろうか、或いはまだ亡くなっていないのだろうか?)と。
そこでヴァンギーサさんは座から立ち上がって、衣を左の肩にかけて右肩をあらわし、
師に向かって合掌し、師にこの詩を以って呼びかけた。


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「ブッダのことば」より。

2016-10-02 00:10:54 | 浄心庵 長尾弘先生垂訓

         ~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~

    
              第二 小なる章 

              11、ラーフラ

341、 愛欲があれば、(汚いものでも)清らかに見える。
      その(美麗な)外形を避けよ。
      (身は)不浄であると心に観じて、
      心をしずかに統一せよ。

342、 無相のおもいを修せよ。
      心にひそむ傲慢をすてよ。
      そうすれば汝は傲慢を滅ぼして、
      心静まったものとして日を送るであろう。

実に尊き師(ブッダ)はこのようにラーフラさんに
これらの詩を以って繰返し教えられた。


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