北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

今年のこの日は平穏でした

2013-09-18 22:34:53 | 北京暮らし いろいろ

北京は今まさに短い秋を迎え、一番過ごしやすい季節です。

が、去年の今ごろはデモやらなんやらで緊張の毎日でした。 特に去年の今日、9月18日は多くの日本人が外出を控え、静かに過ごしたのではないでしょうか?

 

 

で、今年。9月18日。

テレビでは案の定。

 

 

 

このテーマ。

 

 

 

幼いころからの教育なんだな・・・と思いながら、しばらくこのCCTV(中国中央テレビ)のニュースを見て、次に北京テレビのチャンネルにかえてみたところ。

 

 

 

 

?????

 

 

 

 

 

・・・・・なんで?

 

なんで、山口百恵!?

 

 

 

てっきり各テレビ局こぞって9.18の話題を流していると思いきや、北京テレビ。

 

まさかの。

 

 

 

山口百恵ストーリー。

 

 

 

番組の最後には。

 

 

 

 

「山口百恵はあの時マイクを置くという選択をした結果、今幸せな人生を送っているのだった・・・」

とのしめくくり。

 

 

 

 

・・・・・って、なんだ?なんだ? 

めっちゃいい話で終わって、朝からほっこりしてしまったじゃないか。

 

 

 

う~ん、わからん。

ようわからん。

 

 

 

ただ。

 

私が見た限りではありますがテレビ局全体を通して、強烈に反日をアピールする報道が少なかったような・・・。

 

 

 

 

去年は外出するにもいちいちビクビクしていたけど、ここ最近は。

 

 

 

 

パクテーがとっても美味しい、

 

 

 

 

このローカルなお店の青年がにっこにこ満面の笑みで、しかもしかも片言の日本語を使って接客してくれて、とにかくこういうことに慣れていない私は。

 

 

 

 

それだけで、うるうる。

 

 

 

 

 

昨日訪れた胡同界隈のカフェでも、私たちが去る時にオーナーの男性が。

 

 

 

「ありがとう!」

 

 

 

と見送ってくれて、これまたびっくり&うるうる。

他にお客さんがいないのをいいことに、日本語で思いっきりしゃべっていたにもかかわらず、にっこり見送ってくれるなんて・・・。

 

 

 

 

そういえば。

マンションのドアマンの青年が、ある日いきなり。

 

 

 

!!!!!

 

 

 

えぇ~!!!!!?????

日本語? ニホンゴ??

 

 

私の住んでるマンションの住人は圧倒的に欧米人が多いので、中国語&英語が基本。

というわけで住んで1年9か月、初めて耳にした日本語に感動っ!!!

 

 

 

・・・・・していたら、間髪入れずに彼、一言。

 

 

 

「サヨナラ~」

 

 

 

 

・・・・・早っ!!!

 

 

 

 

 

「コンニチハ」から「サヨナラ」までの間がおっそろしく短かったけれど、日本語を覚えてくれたんだな~、そしてそれを使ってくれたんだな~と思うとまたしても、うるうる・・・。

 

もちろん緊張感は常にあるし、いつ嫌な思いをするかわからないここ北京だけど、私の周りは偶然にもうるうるモードになっていてとっても嬉しい毎日なのでした。