スマホの(あまりあてにならない)天気予報を見ると。
これからは最低気温がマイナスの日々になるそうな。
本格的な冬に突入の北京です。
さて、今日のお話は。
タクシーネタ。
こんな可愛いタクシーもありますが、まだ乗ったことはありません。
数か月前にタクシー料金が改定されて以前よりドライバーの収入が上がったためか、乗車拒否も減ったし、タクシーもつかまりやすくなった(気がします)。
がしかし、チュ~ゴクで暮らす限りついてまわるあの悩みは解消されず・・・。
ここで質問。
タクシーの運転手さんに。
「あんた、ナニ人?」
と聞かれたら、どう答えますか??
韓国人、シンガポール人、アメリカ人・・・などなどと答える人もいれば、正直に日本人と答える人も。運転手の雰囲気で判断するという人もいて、とにかくこの質問は悩みのタネであります。
先日乗ったタクシーでも、ちらちらバックミラーでこっちを見てるな~と思ったら、案の定。
「あんた、ナニ人?」
さて。どうしたものか・・・。
私の中でなんとな~く他の国籍を言いたくないという思いがあり、かと言って日本人と答えた瞬間に運転手の態度が一変しても気分悪いし。
というわけで、ここは思い切って。
あほ に徹することにしました。
つまり。
何を聞かれても、うき? うきき? と、あほっぷりを発揮するわけです。
そんな私を見た運転手さんは、ぼそっと
「中国語、わからんのかな?」
とつぶやき、なんと。
「ど・こ・の・く・に?」
と、少しでも中国語をかじった人なら理解できるであろうレベルで、再び質問。
がしかし、一旦あほっぷりを発揮してしまっただけに引っ込みがつかなくなった私は、ここでも。
うきき?
・・・・・運転手さん。 ようやく聞くのを諦めてくれました。
ほっ・・・。
が、ここで油断した私は、ホンモノのあほでした。
目的地近くの信号手前で、ごくごく自然な流れで運転手さんが。
運 「この信号、右やったっけ?」
私 「ちゃうちゃう、その次の信号を右ですわ」
運 「・・・・・」
私 「・・・・・」
・・・・・あれれれれ?
で、無事目的地に着いて料金を払い「有難う~」と降りる私に、運転手さんは「どういたしまして! 気を付けてね」とにこやかに送ってくれました。
どうやら、ええ人やったらしい。
いつかはこの国で堂々と「日本人です!」と答えられる日が来るのかな~?