先日。 お食事に訪れた・・・。
銭粮胡同。
開発が進む北京でどんどん減りつつある胡同ですが、私はこのゆる~い時間が流れる空間が大好きなのです。
さて。
数十メートル歩いた所ですぐに私の心をワシヅカミにしたのは。
爪のお手入れに余念がない長毛猫さん。
「へいへ~い!」
「へいへいへ~い!!!」
私がどんなに呼びかけようと、俺、爪、命!みたいなこの猫さんは目線もくれない・・・。
ちなみに彼とは、動物病院のガラス越しでの対面でした。
ガラス越しもいいけど、直に猫さんとご対面したいもの・・・。
と思いながら歩いていたら。
あんにゅいな わたし。
!!!!!
あんにゅい顔にぽっちゃりばでぃ、更にさらに白いくつした!
私のストライクゾーンど真ん中!!!
そんな猫たちがまったり暮らす胡同。
道ばたには。
地元の皆さんでにぎわうお店。
よ~く見ると。
『朋友の居酒屋』???
朋友とは“友だち”の意。
つまり、友達の居酒屋・・・という意味なんだけど、“の”って日本語やんね?
こんな超ドローカルな胡同に、いいんですか? 日本語使って・・・。
と、他人事ながら心配していたら。
もっと堂々と日本語の“の”を看板に掲げていた。
一方そのすぐそばには。
ここは・・・?
レコードやさん!
いいなぁ。 古い街並みに、こだわりのお店。
(と言いながら、レコードには全く詳しくないのでサクッと退散)
雨が降りそうなので、そろそろ予約したお店に行きますか・・・と来た道を戻る途中で、再び。
あなたは!!!
先ほどの、ストライクゾーンど真ん中の猫さん!
さっきは全く目を合わせてくれなかったのに。
じっとり。
キャットフードの袋で作られたと思われる寝床に包まれて、安心感が増したんかな?
ところで。
この胡同には人気のベトナム料理店がありまして、わかりにくい場所にあるその店に行く目印として小耳にはさんだのが。
『名古屋理髪店』を目指して進め
なごやりはつてん~?
北京で名古屋だとぉ???
と思っていたのですが。
こっ、これは!
正真正銘 名古屋理髪店なのでありました。
・・・って、なんで名古屋?
せっかくなので。
帰国までにこの名古屋理髪店でカットしてもらう
・・・・・勇気は私にはありません。