北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

三国志゛桃園の誓い”の『三義宮』は笑いの殿堂だった!の巻

2017-12-16 16:56:41 | 北京暮らし おでかけ編

なかなかツボだった『張飛廟』から次に向かうは、そこから車で数分の。

 

 

『三義宮』

 

 

 

 

隋の時代に建てられ1400年もの歴史があるこのスポットで、まさか・・・。

 

 

 

お腹がよじれ、涙がちょちょぎれるほど笑い転げるとは夢にも思わなかった。

 

 

 

入場するや私たちを出迎えてくれたのは。

 

 

 

案内板。

ご丁寧に中国語の他、英語、韓国語、そして日本語表記まであるのですが、その日本語が私たちを延々笑かしてくれたのであります。

 

"絵画と書道協会" 

"バスルーム"

 

 

・・・う~ん、微妙や。 

 

 

 

 

がしかし、これはまだまだ序の口に過ぎなかったのでした。

(ちなみに"バスルーム"は扉がないニーハオトイレでありました)

 

 

 

場内全体の案内図。

 

 

 

"竹のタブレットの嵐" 

 

 

?????

 

 

 

気を取り直して更に奥へ。

 

 

 

 

そこには、これまで見たこともないような。

 

 

 

 

ワル顔の象がメンチ切っとった。

 

 

さて、このスポットでは各建物にそれぞれ説明がついていまして。

 

 

 

 

中国語の他に英語、韓国語、日本語の翻訳が。

そしてもれなく。

 

 

 

日本語がおかしい。

 

"桃園トリオ"って、お笑いかっ!

 

 

 

 

『桓侯殿』。

全体が意味不明。

 

 

 

 

"民族コールフルーク神"

"単語Yide"

"忠誠心、正義のライブ心の死にもかかわらず"  

 

 

なんかめっちゃイケてるような錯覚に陥ってしまう翻訳。

 

 

 

 

『関羽殿』では、主役の関羽に並んで。

 

 

 

 

”関羽、単語クン” 

・・・”単語クン”って、誰?

 

 

 

 

ここで一息。

『桃園三結義』と書かれた石柱。

そのすぐ隣の壁には三国志の英傑の絵が描かれていました。

 

 

 

 

 

右から諸葛亮、関羽、劉備、張飛・・・。 うんうん、みな有名な三国志の人物ですね。

 

で、最後は。

 

 

 

 

も~たくとぉ~???

 

 

 

 

・・・・・え? なんで? (しかもめっちゃイケメン)

 

 

 

一息つくどころではなかった。

 

 

 

改めて参観開始。

『五侯殿』の日本語説明。 とりわけカタカナが多いのが特徴ですが。

 

 

 

 

"そして諸葛孔明のパーであるが" 

 

 

というのもたいがいだけど、

 

 

 

"猿の軍事顧問"

 

 

というのも興味深い。

 

 

 

『後殿』では他の英傑たちもなかなかの呼び名がつけられていて。

 

 

 

 

"ホール劉、関羽、張カジュアル" 

 

 

さきほどの"桃園トリオ"はここにつながるのか!

 

 

 

 

『少三義殿』に至っては、その建物名からしてあまりの言われようでして。

 

 

 

 

"三義の寺未満"

 

・・・泣ける。

 

 

 

いやいや・・・。

翻訳技術が発達した今、これだけのふしぎ日本語を目にしたのはほんま、久しぶり。

 

そして、私たちの度肝を抜いたのはこれら翻訳だけでなく、各建物に配置された人形。

 

 

 

 

 

誰やっ!!!

へんな人形、放り込んだ奴はっ!!!

 

 

 

 

 

そんなこんなで、北京原人&三国志・桃園の誓いを巡る1DAYトリップは終了。

最後はこの像の前でみんなで記念写真を撮ろうとしたら。

 

 

 

 

周りでは絶賛青空カラオケ中だった。

 

 

 

先ほど見学した"張飛カラオケ"、誰も使ってへんやん!

 

 

 

 

いやぁ、三義宮。 

嫌なことがあったらここに来て大笑いしたいくらいの、爆笑おすすめスポットでした。

 

 

ところで。

三義宮で私たちが笑い転げているのを不思議に思った係員がやってきて

「やっぱり、翻訳間違ってるの? どこが間違ってるか教えて」

と聞いてきたのですが。

 

 

 

「全部、変」

 

 

 

としか答えようがない、ふしぎ日本語。

だけど、これだけのオモシロ遺跡、ぜひとも今後も残していただきたい!というわけで。

 

 

「変だけど、面白いからこのままでいいです」と伝えておきました。