胡同(ふーとん)。
北京の古い街並み、細い路地のこと。
ここは、『史家胡同』。
人気のお店、『紅墙小院』も。
さて、この日"史家胡同"にやって来たのはここでお食事するためではなく。
『史家胡同博物館』
史家胡同24号
胡同好きの私には、なんとも魅力的な博物館!
しかも、ここ。
無料!
受付(誰もいません)から一歩入ると、こんな感じ。
北京の伝統的な四合院作りを活かした博物館。
入ってすぐの建物から、順に参観していきましょう。
寒い屋外と打って変わって、温かく綺麗な屋内。
・・・の中には。
マナーを守って参観してね!の可愛い注意書き。
大騒ぎしちゃだめだよ!・・・って、ほんま、大騒ぎする人多いからね・・・。
さて、博物館内をざっとご紹介しますと。
胡同の昔の姿を再現していたり。
歴史が紹介されていたり。
おっ! 二胡だ!!!
この写真展示、もう少し丁寧に貼り付けるとかできひんのか?
(あぶったイカか!)
50~60年代の様子。
なんか、えらいひとの写真が貼ってある・・・。
70~80年代の様子。
それ以降の展示はないのですが、ここから一気に現在の姿にまで変化した中国のイキオイ。
改めて変化の速さを実感します。
さてさて。
私がこの博物館で一番楽しみにしていたのは。
"北京でおそらく初めての音声の博物館"!
というふれこみのスペース。
目を閉じれば昔の北京の光景が脳裏に浮かぶ・・・そんなスペースがあると聞き、わくわくしてやってきたのですが。
・・・閉まってるんですけど。 なんか、貼り紙してあるんですけど。
(ショックのあまり写真ぶれぶれ)
貼り紙には一言。
「12月26日(←私が訪問した日)、故障のため利用できません。 ごめんにゃ」
・・・な、なんで?
日差しが目に染みる・・・。
仕方ない、無料の博物館だもの。
また来るか。
目的は果たせませんでしたが、なかなか面白い博物館でした。
おまけ。
てくてくと史家胡同を歩いていたら、所々に画やら詩(?)的なものが書かれていて、もしかしたら町おこしの一環かしら?と眺めていたのですが。
『父さん
ぼくたち、ず~っとこんな風に自転車に乗ろうね』
・・・暗いっ!
なんか、暗いっ!!!
目指すところがわからない胡同。 ますますその魅力にはまる私なのでした。