約10か月ぶりの北京。
戻った翌日、街に出てみると。
おばちゃん達が踊ってた。
ショッピングモールも普通に人が歩いてた。
話には聞いてたけど、普通の生活風景が広がっていたのでした。
ただし。
建物の入り口でわちゃわちゃ。
いろいろな建物の入り口では「健康宝」というアプリで自分の健康状態が正常であることを提示しないといけないのです。
緑色の表示が出たら健康のしるし。
これを見せてから中に入ることができます。
とは言え、数人単位で入るときは代表者だけ見せたらOKとか、体温チェックで問題なければスルーとか、ルールはずいぶんゆるいのかな。
というわけで。
大連隔離から北京に戻ってすぐにダウンロードしたのですが、どうもうまくいきません。
そこで、ほかのアプリで現状を確認してみると。
へ?????
き、黄色???
うききっ!?
よ~く見ると下のほうに、直近14日間に滞在した場所として大連のほかに“日本”という文字が。
日本滞在がネックとなって緑の表示になっていないのであります。
大連のアプリでは問題なしでしたが、北京市のアプリでは日数のカウント方法が違うのか? 翌日になってようやく。
無事に緑の表示になりました。
健康宝のアプリもこの通り。 ちゃんと緑色。
ほっ・・・・・。
それにしても個人的に驚いたのはやはり、街ですれ違う人の大半がマスクを着用していること。
路上で踊りまくるおっちゃんおばちゃんも、この通り。
ずっと北京に残っていた友人によると、以前に比べるとマスク着用の意識が下がってる気がするとのことですが、先日エレベーターに乗った時も。
うっかりマスクを着用し忘れたというおじさんが。
「ちょっと下の階に行くだけやし、マスク忘れてしもてん! でも大丈夫やで! アプリでもちゃんと問題ないし! あわあわ、あわあわ・・・」
と狭いエレベーター内で釈明しまくり。
・・・いいからおっちゃん。
ここは黙っといてくれるんが一番ありがたいで。