今回の故宮参観。
こんなルートにしてみました。
メインの中軸線は通らず、午門からすぐに東へ。
故宮の中にもカーブミラー!
人が少ない!
「五牛図」という絵をモチーフにした五頭の牛。
真ん中の牛だけ正面を向いているのがポイントだとか。
ず~っと長い赤い壁。
ほんまに広い故宮・・・。
故宮内にはいくつか売店とかカフェがあり、ここで購入したのは。
神獣のアイス!
五種類の味があるそうだけど、この日はチョコしかなかった。
寒い中、私たちがアイスを食べているすぐそばでは。
湯気出てるやん!!!
蒸気で温める仕組みのやつですね。
お弁当のレベルを超えてるわ。
こちらは、保和殿の北側。
故宮で一番大きい石彫。
この石は北京の房山というところから運んだそうだけど、こんな重いものをどうやって運んだかといいますと・・・。
冬。
房山から故宮までの道に等間隔に井戸を掘り、そこからの水を道に撒いては道を凍らせて、その上に石を滑らせて運んだのだとか。
大変やな・・・。
さて、ここからはこの日の参観最後のエリア。
神武門です。
上に登ると。
景山公園が目の前に。
この神武門の上では。
《吉祥如意》展が開催中です。
如意とはなんぞや???
もともとは、孫の手のようなもの。
つまり痒い背中を掻くための道具だったのですが、そのうち実用的な意味よりは縁起物という扱いになり、更には部屋の装飾品、芸術品にまで昇華したとのこと。
その材料も多岐にわたっておりまして。
左上から、翡翠、白の玉(ぎょく)、青の玉(ぎょく)、メノウ。
左上から孔雀石、水晶、緑色の墨玉石、金属。
左上から琺瑯、金、珊瑚、沈香。
当時の画に描かれたものも。
いい感じに手に取ってポーズとってらっしゃる。
確かに、もはや“孫の手”ではなく、装飾品、芸術品ですね。
この展覧は5月9日まで開催中。
故宮の門票を予約したうえで別途予約が必要です。
3/4追記
3/4以降、メンテナンスのため展覧中止になったようです。
いつ再開するのか等、詳細は不明です。
参観される際は故宮のホームページ(→ コチラ)で最新情報をチェックされることをお勧めします。
(実は、また見に行こうと予約を入れていたのですが、中止になった旨ショートメッセージで連絡がきて、更に電話で「不便かけてごめんね」との連絡がありました。 丁寧な対応にびっくり!)