北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

故宮のレアなエリアと《吉祥如意》展  (追記あり)

2021-03-01 19:36:20 | 北京暮らし おでかけ編(故宮)

今回の故宮参観。

 

 

こんなルートにしてみました。

メインの中軸線は通らず、午門からすぐに東へ。

 

 

 

 

故宮の中にもカーブミラー!

 

 

 

 

人が少ない!

 

 

 

 

「五牛図」という絵をモチーフにした五頭の牛。

真ん中の牛だけ正面を向いているのがポイントだとか。

 

 

 

 

 

ず~っと長い赤い壁。

ほんまに広い故宮・・・。

 

 

 

 

故宮内にはいくつか売店とかカフェがあり、ここで購入したのは。

 

 

 

 

 

神獣のアイス!

五種類の味があるそうだけど、この日はチョコしかなかった。

 

 

寒い中、私たちがアイスを食べているすぐそばでは。

 

 

 

 

湯気出てるやん!!!

 

蒸気で温める仕組みのやつですね。

お弁当のレベルを超えてるわ。

 

 

 

こちらは、保和殿の北側。

故宮で一番大きい石彫。

 

 

この石は北京の房山というところから運んだそうだけど、こんな重いものをどうやって運んだかといいますと・・・。

 

冬。

房山から故宮までの道に等間隔に井戸を掘り、そこからの水を道に撒いては道を凍らせて、その上に石を滑らせて運んだのだとか。

 

 

 

 

 

大変やな・・・。

 

 

 

 

さて、ここからはこの日の参観最後のエリア。

 

 

 

 

神武門です。

 

上に登ると。

 

 

 

 

 

景山公園が目の前に。

 

 

 

この神武門の上では。

 

 

 

 

《吉祥如意》展が開催中です。

 

如意とはなんぞや???

 

 

 

 

もともとは、孫の手のようなもの。 

つまり痒い背中を掻くための道具だったのですが、そのうち実用的な意味よりは縁起物という扱いになり、更には部屋の装飾品、芸術品にまで昇華したとのこと。

 

その材料も多岐にわたっておりまして。

 

 

 

 

 

左上から、翡翠、白の玉(ぎょく)、青の玉(ぎょく)、メノウ。

 

 

 

 

 

左上から孔雀石、水晶、緑色の墨玉石、金属。

 

 

 

 

 

左上から琺瑯、金、珊瑚、沈香。

 

 

 

 

当時の画に描かれたものも。

 

 

 

 

いい感じに手に取ってポーズとってらっしゃる。

 

 

 

 

確かに、もはや“孫の手”ではなく、装飾品、芸術品ですね。

 

 

この展覧は5月9日まで開催中。

故宮の門票を予約したうえで別途予約が必要です。

 

 

3/4追記

3/4以降、メンテナンスのため展覧中止になったようです。

いつ再開するのか等、詳細は不明です。

参観される際は故宮のホームページ(→ コチラ)で最新情報をチェックされることをお勧めします。

 

(実は、また見に行こうと予約を入れていたのですが、中止になった旨ショートメッセージで連絡がきて、更に電話で「不便かけてごめんね」との連絡がありました。 丁寧な対応にびっくり!)