ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『宇喜多の捨て嫁』『収入2700万円の差がつく身だしなみ』

2018-06-26 21:38:55 | 
寒禽しづかなり震度7の朝 戸恒東人 (『覚えておきたい極めつけの名句1000』 角川ソフィア文庫)

 地震の後、カラスを見ない。地震がある前は、カラスがゴミ置き場を荒らして荒らして大変だった。どこのゴミ置き場も もれなく荒らされていた。今は、電線にもとまっていない。いったい、どこにいったのだろう。

『宇喜多の捨て嫁』 木下昌輝 文藝春秋
 娘の嫁ぎ先を攻め滅ぼすことも厭わず、下克上で成り上がる戦国大名・宇喜多直家。その真実の姿とは…。
 宇喜多直家の姿が多面的、重層的に描かれている。ある話に出てくる人が、他の話に出てきたりして、読めば読むほど話がふくらんでいく。裏切り、陰謀渦巻く戦国時代の裏にある愛が悲しい。

『収入2700万円の差がつく身だしなみ』 山川アンク 辰巳出版
 営業マンならば業績に直結し、社内社外のマネジメントにも差が出る、シンプルな「身なりの整え方」を徹底解説! スーツ選びから、デオドラント(消臭)、頭皮ケア、肌の整え方まで。
 基本の基。でも、最近の若い男の子以外は案外知らないんじゃないかなあ。夫をはじめとする、おっさんたちに読んでほしい本。おっさんたちは、中身が大切というけれども、「外見とは”一番外側にある中身”」という稲森和夫さんの言葉を引用して、外見も大切だと教えてくれる。
 笑ったのは「営業をかける相手より高級なものを使用しない」 実は、私が証券会社に運用の相談に行った時、相手がエルメスのスカーフをしていて「倹約して必死で貯めたお金を運用しようとしているのに、利益の何%かはこの若い女の子のブランド代になっているのか」と非常に冷めた気持ちになったことを思い出したのだ。

コメント
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