『野蛮なアリスさん』 ファン・ジョンウン 斎藤真理子訳 河出書房新社
女装ホームレスのアリシアが少年時代を過ごした街コモリについて語る。ソウル郊外の農村コモリに建設される大規模マンションを巡り、人々の欲望がどこまでも加熱する―凶暴な母と年老いた父、そして沢山の食用犬と暮らす少年アリシアの、たったひとりの戦い。
まず、表紙に驚く。「これは何?」とよく見ると、女性の顔に粘土?を張り付けて仮面のような顔を作っている。主人公のアリシアを表しているのだろうか。
内容は、親からの虐待をうけるアリシアの話。相談に行っても、役所のたらい回し、カウンセラーののらりくらりとした対応が悲しかった。日本も韓国も、どこも同じなのかな。私は、伏字言葉の羅列が感覚的についていけなかった。
女装ホームレスのアリシアが少年時代を過ごした街コモリについて語る。ソウル郊外の農村コモリに建設される大規模マンションを巡り、人々の欲望がどこまでも加熱する―凶暴な母と年老いた父、そして沢山の食用犬と暮らす少年アリシアの、たったひとりの戦い。
まず、表紙に驚く。「これは何?」とよく見ると、女性の顔に粘土?を張り付けて仮面のような顔を作っている。主人公のアリシアを表しているのだろうか。
内容は、親からの虐待をうけるアリシアの話。相談に行っても、役所のたらい回し、カウンセラーののらりくらりとした対応が悲しかった。日本も韓国も、どこも同じなのかな。私は、伏字言葉の羅列が感覚的についていけなかった。