ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

震災のテレビ番組

2020-01-18 22:20:49 | 日記
 昨日は、阪神・淡路大震災の起こった日。職場では、黙とうを行う。


 安くんがブログを更新。久しぶり!と思って開けたら、安くんが震災を体験したことを書いていた。眠りの浅い子だったので、地震ですぐに両親のところへ行ったこと。後で見ると、自分の布団の上に重い洋服ダンスが倒れていたこと。この後、脳腫瘍、背骨の骨折を経験する安くん。だからこそ安くんの言葉が心に響く

「マイナスを知っているからプラスがより素敵に見える、プラスに導くことができる」
「今生きれていることにと感謝と なんでもいいから一生懸命になる事と 借り物の身体を無駄にしない事と 存分に人生を遊んで生きてやれ」
「生きることが大切なんじゃなくて、寿命に向かって挑み続けることが義務」
 その日その日を懸命に生きようとしている安くんの気持ちがわかった。


 サンテレビは、ゴールデンタイムが全部震災関連番組。兵庫県のローカル放送局としての自負を持ってすばらしいと思う。その中で「震災の記憶~家族4人を亡くした同級生は~」は見入ってしまった。

 関西でフリーアナウンサーとして活躍する松本純(元サンテレビキャスター)には今も忘れられない少年がいる。震災当時、神戸市東灘区で近所に住んでいた同級生・名城祐次君だ。当時小学5年生だった名城君は同居する両親や弟、祖母の家族4人を一度に亡くし、神戸から遠く離れた豊岡に引っ越してしまった。松本は子どもながら同級生がそのような状況になったことに衝撃を受け、ずっと忘れることができなかった。
 松本はキャスターを務めていたサンテレビのニュース番組を通して、名城君と再会することに成功。名城君は4年前に結婚し、名古屋で「地震が発生すると自動的に停止する電気ブレーカー」の技術者として幸せに暮らしていた…。
 番組では名城君の元担任や元同級生、親族などを丁寧に取材。24年ぶりに開かれた同窓会の模様や、母校で自身の体験を初めて語った授業の様子のほか、名城君の地震後の人生を振り返るとともに震災で失ったものと震災で得たものについて考える。という内容

 彼は、今後の人生はニュートラルでというようなことを言っていた。あまり浮き沈みのない・・・。その言葉に胸がつまった。奇しくも安くんと同じ小学校5年で被災。彼の控えめな笑顔や少ない言葉が、小学生で壮絶な体験をしたのだと思わせる。どうか彼の今後の人生が穏やかなものであることを祈らずにはいられなかった。


 友達より、NHKの土曜ドラマ「心の傷を癒すということ」を見て下さいとラインが来る。主人公の先生をご存知で、とても良い素敵な先生だと。慌てて録画して見る。録画は消さずに夫と子どもにも見せようと思った。
 1月23日(木)午前2時~2時50分(水曜深夜)に再放送があります。見逃した方はぜひ見て下さい。
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