ささやかな幸せ

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森村泰昌展

2016-04-24 22:33:39 | 美術鑑賞
森村泰昌 自画像の美術史 「私」と「わたし」が出会うとき 2016年4月5日~6月19日 国立国際美術館
絵画の登場人物や歴史上の人物に自ら扮し、それを撮影するという、セルフポートレート写真で有名な森村氏の美術展

第Ⅱ部 「私」と「わたし」が出会うとき
 約70分の映像作品。ダヴィンチやゴッホなど芸術家たちが「私は何者であるか」を告白する物語。
 70分の長さを感じさせない作品で、これは絶対見るべき。これを見ることで第Ⅰ部の作品がよりわかる。ウソか誠か、煙に巻かれたような感じがする。冒頭にデュシャンが欠席という話だが、デュシャンは人生の半ばで制作を放棄していることを帰宅後調べて知った。ゴッホの「ひまわり」の花の真ん中が顔になっていたり、ウォーホールのブリロボックスがモリロになっていたり、ダヴィンチの弟子が熊のぬいぐるみとか、クスッとするところもある。私は、カルヴァッジョとベラスケスとダヴィンチがよかった。

第Ⅰ部 自画像の美術史
●自画像の美術史(ゴッホ/青) 服や顔など油絵のようなテイストなのに、眼だけが生もの。眼だけが違う。
●私の中のフリーダ


花輪の中にフリーダ・カーロ。迫力。
●動く《電気服》(田中敦子のために)

田中敦子さんを私は知らなかった。森村作品で知らなかった作家を知るのも一つの喜びだ。
●Sayoko2

美しい。森村さんだとは思えない。
●画家が見つめようとしたもの・ベラスケス
「ラス・メニーナス」の中に森村さんがいたり、「ラス・メニーナス」の絵を肖像画から抜け出したフェリペ4世が見ていたりと、よ~く見るといろいろおもしろい。
●自画像のシンポシオン

第Ⅱ部の映像に続く作品。右からウォホール、フリーダ・カーロ、ゴッホ、フェルメール、ベラスケス、ファン・エイク、ダヴィンチ、デューラー、カラヴァッジョ、レンブラント、ルブラン夫人、森村氏。
 
 おもしろかった。満足。

 森村泰昌展のあと、大丸梅田店で買い物。スカートを買う。店員さんが、「紙袋をまとめましょうか?」と言う。貸していた関ジャニ∞のDVDが入っている紙袋をまとめてもらうが「いい歳をしてと思われそう」と言うと店員さんがDVDの背表紙を見て「関ジャニ∞ですか?私、村上くんのファンなんです」店員さんは47の時からのファンだとか。おおっ、こんなところでエイターに会うとは!!
 しかし、お店で若いきれいなお姉さんがエイターと知って、うれしさもあり、おばちゃんエイターとしての恥ずかしさもあり、少し動揺。村上くんのファンと聞いて「珍しいですよね」と失礼なことを言ってしまった。後で猛反省。目が大きくてハンサムですよねとか。「スペアキー」とかの歌声が好きなんですとか。村上くんは、上手にメンバーを回すし、説明が足りないところを補ったりとMCがすごいですよねとか。いくらでも言えたのに・・・。エイターとしてあるまじき失礼なことを言ってごめんなさい。
 でも、きれいなエイターさんに会えてうれしかった。
 あと、駅で「関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!」のツアーバッグを持っている人を見かけて、うれしかった。
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