ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
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関西弁にもいろいろある

2015-04-01 14:04:05 | 日記
「月曜から夜ふかし」で京都弁、大阪弁、泉州弁、神戸弁、播州弁と関西弁にもいろいろあるとやっていました。子どもたちと「播州弁は、まさしく おじいちゃんの言い方だ」と大ウケでした。夫の実家は姫路です。

結婚した当時、姫路の言葉がわからないことがありました。「ごうわく」→腹が立つ 「らく」→大丈夫など。同じ関西弁でも 神戸と姫路では違うのだと驚いたものです。相槌をうつのに「そうけ」「ほうけ」と「け」をつけたり、語尾に「け」をつけるのも特徴だと思います。
姫路の人は、世界遺産で国宝の姫路城が自慢です。テレビで時代劇を見ていて、姫路城が映ると「お城や」と言います。一目で姫路城かそうでないかを見抜きます。しかも、「姫路城」と言わずに「お城」と言います。

神戸弁の特徴は「○○している」を「○○しとう」と言うことです。「食べている」→「たべとう」 「寝ている」→「寝とう」
神戸は海と山にはさまれているので、山があるほうが北です。(西区北区をのぞく)ですから、神戸の人が大阪や京都に行くと とたんに方角がわからなくなります。
又、パン屋もたくさんあります。姫路の人に「神戸は、なんで、あんなにパン屋が多いのか」と指摘されるまで気がつきませんでした。「その日の気分で『あの店のパンが食べたい』とかあるやん」と言うと「そうか?」と驚かれました。
それから、兵庫県の他の地域の人に言われて驚いたのは「神戸の人は、神戸が兵庫県やと思ってないやろ」という言葉です。はい、思ってませんでした。言われるまで意識すらしていませんでした。

それを言うと姫路の人は、近隣の市(加古川や高砂や龍野など)の方が姫路を名乗るのが許せないようです。近隣の市の方は、関西以外の人に出身地を言っても「どこ?」と言われ、説明するのもめんどくさいので始めから「姫路」と言うそうです。

私は、結婚当初、東京に住んでいたので、標準語だと思っていたことが関西弁だと知ってビックリすることがありました。「なおす」→片づける 「ぬくい」→暖かい 「めばちこ」→ものもらい
ですから、丸ちゃんが出演した映画「円卓」の原作、西加奈子さんの「円卓」に「ものもらい」が出てきたときは、すごく違和感がありました。関西が舞台やったら「ものもらい」じゃなくて「めばちこ」でしょ!!って。

東京にいるとき、砂場で子どもと遊んでいる時にも衝撃なことがありました。うちの子どもに、あるお母さんが「えんこして」と言ったのです。「えっ、えんこ?えてこ?えてこ=猿??さるぅ???うちの子に猿の真似しろと!?」
「えんこ」というのは「おすわり」という事がわかり、誤解はとけましたが・・・。東京出身のそのお母さんに「では、子どもに座ってというのは関西弁でどう言うの?」と聞かれ「おっちんして、とか、おっちんとんして」と答えると、今度はそのお母さんが目を丸くして「おっちんとん???」と驚かれました。

両親の住む大分県では、しんどいことを「よだきい」と言うのがビックリしたかな。

方言って いろいろありますね。でも、方言は、温かい感じがして、好きです。

ところで、「月曜から夜ふかし」での村上くんの黄土色のスーツ。前から思っていましたが、村上くんには黄土色のスーツが似合いません。紺などの濃い色が似合うと思います。次回の「月曜から夜ふかし」では、黄土色のスーツについての話がある様子です。どうなるのかな?
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