ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

キッチン ルミエール

2023-07-06 17:38:45 | グルメ
 ピカソ展に朝一番に入り、見た後、ランチをどこで取るか?「以前、ハンバーグが美味しいお店があったね。どこだっけ?久しぶりに行く?」ということで「キッチン ルミエール」さんへ。12時前だったので、予約はしていなかったが、すぐ入れた。


和風ローストビーフ丼 ホースラディッシュ?わさびのようなフワフワクリームがアクセントとなって、美味い!

 食べ終わってふと店の外を見ると ランチを待つ人の行列ができていた。早く店に入って正解だったな。夜も一度行って見たい。

<キッチン ルミエール>
〒530-0005
大阪市北区中之島4丁目3−20 N4タワー1F

Lunch ランチの予約はなし
平日11:30~14:30 (14:00L.O)
土日祝11:00~15:30 (15:00L.O)

Dinner
18:00~22:00(21:30L.O)

定休日:月曜日(祝日の場合営業、翌平日休み)、第二水曜日

TEL:06-6449-9600
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「ピカソとその時代」

2023-07-05 17:15:43 | 美術鑑賞
 Snow ManがライブツアーDVDを販売していたなんて、知らなかった。買わないとな。夫が倒れてから、関ジャニ∞やSnow ManのアルバムもツアーDVDもシングルも買うだけで全然聴いていないなあ。
 備忘録として、今まで見ていたが、アップできなかった美術展の感想を少しずつあげていこう。
 
「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」 2023年2月4日(土)– 5月21日(日) 国立国際美術館
 ドイツ、ベルリンにあるベルリン国立ベルクグリューン美術館は、ドイツ生まれの美術商ハインツ・ベルクグリューン(1914-2007年)のコレクションを収蔵展示する美術館として1996年に開館し、2004年から現在の名称に改まりました。本展は、同美術館のコレクション97点をまとめて紹介する日本初となる展覧会。ピカソの初期から晩年にいたるまでの作品と、同時代に活躍したクレー、マティス、ジャコメッティら、ベルクグリューンが最も敬愛した芸術家たちの優品に、日本の国立美術館が所蔵する11点を加えることで、20世紀ヨーロッパ美術の偉大な足跡をたどる。


パブロ・ピカソ<黄色のセーター>


パブロ・ピカソ<緑色のマニキュアをつけたドラ・マール> 好きな作品


パブロ・ピカソ<水差しを持ったイタリア女> やはり、上手いなあ


パブロ・ピカソ<丘の上の集落(オルタ・デ・エブロ)> ちょっとクレーぽい


パウル・クレー<青の風景> 好きな作品


パウル・クレー<北の地> これも好きな作品


パウル・クレー<Gの一角> これも好き


パウル・クレー<モスクの入り口> これが一番好き!


アンリ・マティス<植物的要素> マティスのこの色!


アンリ・マティス<縄跳びをする青い裸婦> 青一色というのが なんともいい


アルベルト・ジャコメッティ<広場Ⅱ> 群像というのが珍しい気がする

 ピカソだけかと思ったら、私の好きなクレーとかあったので、嬉しかった。



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『生皮』『田中敦子と具体美術協会』

2023-07-04 23:24:36 | 
『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』 井上荒野 朝日新聞出版
 動物病院の看護師で、物を書くことが好きな九重咲歩は、小説講座の人気講師・月島光一から才能の萌芽を認められ、教室内で特別扱いされていた。しかし月島による咲歩への執着はエスカレートし、肉体関係を迫るほどにまで歪んでいく--。7年後、何人もの受講生を作家デビューさせた月島は教え子たちから慕われ、マスコミからも注目を浴びはじめるなか、咲歩はみずからの性被害を告発する決意をする。
 表紙が素晴らしい。表紙が本の中身を豊かに表していると思う。
 7年前の性被害に今も苦しんでいる被害者。嫌なことを自分に言い聞かせて、丸く収めようとする姿が辛い。それに比べて加害者が能天気なのがやり切れない。そして、加害者が悪くないと擁護する信奉者たちには、あーあという感じ。なんともリアルである。そして、咲歩に続いて月島を告発した小説家の言葉がすべてを現わしている。

『田中敦子と具体美術協会 金山明および吉原治良との関係から読み解く』 加藤瑞穂 大阪大学出版
 大阪および阪神間を活動拠点とした具体美術協会(略称:具体、1954〜1972年)は、第二次世界大戦後の美術史において、日本のみならず世界的な視野に立っても重要な位置を占める前衛的な美術グループである。本書はその主要メンバーの一人である田中敦子(1932〜2005年)に関する初の研究書である。田中作品の独創性を考察するとともに、具体のリーダーである吉原治良やメンバーの金山明との関わりの中で、その特質がいかに形成されたかを明らかにする。
 私には、難しかった。飛ばし読みをした。結局、下世話な私が読んだのは、田中敦子さんの夫が金山明、田中敦子さんは具体美術協会での吉原治良との関係が悪くなり、具体美術協会を退会し、精神を病んだということ。すぐ上から塗れるように乾くのに時間のかかる油絵の具を使わなかったこと。
 しかし、芦屋公園で作品の展示をしたりしていたんだ。見たかったな。きらめくような作家たちが集った具体美術協会、すごいよ。
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毎日の地道な手入れが大切

2023-07-03 23:15:42 | 日記
 5ヶ月に一回の歯のクリーニング。夫が倒れてから、歯ブラシで磨くだけで、歯間ブラシやデンタルフロス、ワンタフトブラシを使わなかった。すると、案の定、歯茎の状態がボロボロだった。奥歯の歯周ポケットが5mmだと!初めての5mm。悲しすぎる。日々の手入れを怠るとこうなるというような例だ。
 夫の見舞いに自転車で片道30分。帽子はしているだけで何もしていなかったら、腕が真っ黒になっていることに気づく。慌てて、美白クリームを買って塗り込み、手袋をして自転車に乗ることにする。サングラスもかける。
 夫が倒れてから、毎朝していたラジオ体操をさぼるようになり、徐々に体重が増えていく。この年になると、体重が増えたら、減量はできない。現状維持が大切なのだ。
 家も寝る前に片付けてリセットしていたが、少しさぼると、途端に家の中が荒れてしまう。
 めんどくさいが、毎日の地道な手入れを怠ると、自分に返ってくる。夫の病気という言い訳はやめて、自分のために毎日をきちんと過ごしていこうと思う。
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『アウシュヴィッツのお針子』『爆弾』『広重ぶるう』

2023-07-02 23:02:35 | 
『アウシュヴィッツのお針子』 ルーシー・アドリントン 𡧃丹貴代実訳 河出書房新社
 ナチス幹部家族らの服を仕立てることで、地獄を生き延びたユダヤ人女性たちがいた。針と糸、そして強い友情の絆で抵抗した、不屈の物語。
 アウシュヴィッツ収容所長ヘスの妻をはじめとして、ナチス幹部家族の服を仕立てるユダヤ人女性たち。ユダヤ人の殺戮のそばで、居心地のいい家庭を築こうとしていたヘス夫妻。このギャップは、なんなのだろう。冷酷な一面と家庭的な一面、人間ってなんなんだと思ってしまう。反対にユダヤ人を助ける人もいる。私自身がドイツ人側の立場なら、どうしただろうと思うと怖い。

『爆弾』 呉勝浩 講談社
 些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。警察は爆発を止めることができるのか。
 なんでだか、記憶がない。読んでから時間がたったからだろうか?
 
 
『広重ぶるう』 梶ようこ 新潮社
 武家に生まれた広重は、浮世絵師を目指す。しかし、美人画も役者絵も酷評ばかり。葛飾北斎と歌川国貞が人気を博する中、広重は鳴かず飛ばずの貧乏暮し。ある日、舶来の高価な顔料「ベロ藍」に出合った広重は・・・。
 葛飾北斎や伊藤若冲と比べると平凡というか小物ぽい感じの広重。そこが親近感がわく。でも、東海道五十三次とかスゴイことを成し得ている。火事場の活躍は、臨場感があってよかった。しかし、同じ作者の『ヨイ豊』と比べると、ちょっと物足りない感じがした。
 広重の図録を見ながら、楽しんだ。

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