茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

大沢温泉も行ってきた。

2016-01-25 21:49:40 | Weblog
ここは平日であれば、一人旅でも快く受け入れてくれるので、
二度目の湯治一人旅。

ここの売りは、首都圏から簡単に行けて、安いとこ。
新幹線で新花巻で降りて。そこから宿の送迎バスで30分くらい。
そして旅館棟二つと、自炊棟の3パターンから、
好きな所を選ぶ。

旅館に関してはごく普通の旅館なので、
わざわざここを目指してくる理由は無さそう。。

やっぱりお勧めは自炊棟。
自炊棟といっても、自炊してる人は見たことない。
自炊棟の中のレストランで皆、安くて美味しい食事を取っている。

ワタシも1日目こそ、気合入れて定食\1800頼んだが、

次の日はカレーでもいいや、

と\450のカレーを頼んだが、
レトルトでもなく、ちゃんと作ってある
カレーで、そこそこ美味しかった。

湯治場なんで、料金は、布団や、浴衣、暖房などを足していくシステムだが、
ワタシはパックプランだったので、布団も朝ご飯も付いているプラン。
夕飯と暖房機器のみ別途。
それでも2泊で1万円いかなかった。
夕ご飯入れても、3000円プラスなだけで、
とってもお得!

ただ温泉の泉質はワタシはイマイチ気に入ってない。
アルカリ単純泉で、透明で、ほとんど匂いもない。
露天風呂は源泉かけ流しだが、

もうちょっと濃厚な湯がいいなぁ、、、
そこが残念なとこ。

露天風呂も二つあるが
ワタシのお気に入りは内湯。
天井が高く、そこから、
外気の冷たい風が入り、大正ロマン溢れるタイル貼りの風呂場は落ち着く。


でも、宿の風情はとてもレトロで素敵だし、



のんびり一人で過ごすにはいい所。
一人なのに10畳ぐらいの広い部屋を使わせてくれた。


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東北秘湯の旅。古遠部温泉。

2016-01-25 15:25:23 | Weblog
東北には数々の有名な秘湯があるが、
乳頭温泉とか青荷温泉とか酸ケ湯温泉とか、色々。

最近の秘湯ブームで、ちょっと料金高くなり過ぎてませんか?
と、一泊1万以上の価格設定に非常に不満。。

秘湯は不便な場所にあり、食事も質素なもの、
建物も古く、豪華な設備は何もないが
温泉だけは源泉かけ流しが味わえる、
これがワタシの考える秘湯であり、
そんな秘湯は8000円前後の料金設定であるべきと考える。

そんなワタシが今回、訪れ、
これこそ秘湯じゃん!!
と大満足だったのが、青森の古遠部温泉の一軒宿。

全く聞いた事のない温泉だったが、
東北に旅することになり、
姉から、だったら、この宿!
と真っ先に出てきたのが、この宿。

何でも前に行って良かったとの事で、
東北の温泉は色々行っている姉がチョイスした宿がここだったので、
よし、信じてみよう!
と行ってみた。

場所は奥羽本線の津軽湯の沢駅から車で10分ほど。


路線バスなどは、この駅からは出てなく宿からの送迎のみ。
宿に予約の電話入れた時に、
送迎するから必ず何時何分着の電車で来てくれ!
と電車をしっかり指定された。

駅に着くと、乗用車とワンボックスカーの二台が駅で待っており、
六人ぐらいのオヤジのグループと、1人旅のオヤジと、
分乗して宿に向かう。

うーん、雪道をスゴイスピードで走っていく乗用車に、
ひぃ~雪国の人はなんて、勇気あるんだ!
ワタシがこの道を運転しようものなら、
時速20キロだって出せぬ。。
無論、スタッドレス&四駆なんだとは思うが、
対向車とすれ違えない細い道を豪快に飛ばして行く。

スリリングな送迎の後に宿に到着。
宿は、学生が合宿で泊まるような、
古びた簡易な造りの玄関&廊下。

しかし部屋に通されると、
2人で6畳と、布団二枚敷いたらテーブル一個分しかない狭い部屋ではあるが、
綺麗にリフォームされている。

そして、この部屋に案内してくれた、オネエさんが、凄かった。
てっきり宿の女将かと思ったが、前に訪れた姉情報によると、
ただのパートさんだそうだが、、、

フツーこういう接客業の人というのは、
お客さんに、かなりへりくだって応対をするはずなんだが、、、

全くへりくだる事なく、
宿の決まり事を矢継ぎ早に説明。
館内は無断で写真撮影禁止!
食事の時間は17:15きっかりにこの広間に来い!
(こんな命令口調を客にする訳等ないのだが、ワタシらが受けた印象はそうだったのだ)
次の朝の出発は何時何分!

ハ、ハ~、、、
わかりましたのだ、、、
この人に逆らったら、コワイ、、、
ワタシ達は脅えながら、説明を聞いていた。

案の定、食事の時も隣のオヤジグループが、
このオネエさんにコミニケーションを何とか取ろうと、
「オネエさんは秋田美人だな~」
と声かけたら、
「いえっ!ワタシは津軽の人間ですっ!」
とピシャリと、全く取り付くシマを全く与えず、
おじさん達は、こえ~、、、と呟き、そして黙ってしまった。。

車の運転をしてくれた宿のご主人が、
かなりへりくだった印象な方だったので(でも運転はスゴイ)
そのご主人の、へりくだっている分をこの
オネエさんが取り戻している感じだ。

そうそう、そして肝心の温泉&料理だが、
これは最高でした。

まず食事、
美味い~!!!
素朴な料理で特に豪華ではなかったが、
天ぷら、イワナの塩焼き、
出来立てを運んでくれ、
サクっ!と、実に美味い。


タラの刺身も美味かったが、
感動ものの美味しさが味噌汁。
夕飯は取り立てのナメコの味噌汁。
ナメコは風味豊かでシャキシャキ!
美味~!!!
朝ご飯の味噌汁は、ホタテの味噌汁。
小ぶりのホタテの旨味が味噌汁に
溢れており、こんな美味しい味噌汁を飲んだのは
何十年ぶりかだった。

東北の味噌も美味いせいもあるんだろう。

そして夕飯のデザートにはリンゴ。
これが又、切ったリンゴにセロリの千切りと、
生クリーム?がかかっており、
うわぁ、この組み合わせ、いいっ!
シャキシャキのリンゴに合う!
普段、果物が嫌いで食べない姉も食べていた。
こういう組み合わせで供されるって、
やっぱ料理人にセンスがあるんだと思う。

この辺を写真撮りたかったが、
コワイおネエさんに撮っているとこ見られ、
「禁止!って説明したでしょ!」
と注意されちゃったので無し。。。

そして温泉。
鉄分の強い源泉かけ流し。
半端なく、ドバドバ湯船に温泉が流れ込む。

温泉の成分はとにかく濃い。
白いタオルが茶色くなるほど。
ただ湯温はかなり高め。
43度くらいあるかな、、
長くは入っていられない。

ここは湯量が豊富で、洗い場に温泉が常時大量に流れ込む為、
通は洗い場に横になって温泉を楽しむらしい。
その為、トドの湯と呼ばれるようだ。
トドのように、横になっている姿から。

こんなちっとも有名じゃないし、
へんぴな所にあるのに、
宿はほぼ満室。
皆んな、リピーターなんだろうね。

一軒宿の秘湯は、携帯の電波が通じておらず、
ま、そうだよね、、と、諦め。
それとトイレは、どっぽん式だが、部屋に近い所だけ、
簡易水洗トイレになっていた。
そして何故かテレビは地デジが映らず、
BSのみ。
ま、いいけどさ、秘湯だもんね、
テレビ映るだけでスゴイのさ。

宿代は土曜日という休前日でも、8500円でした。
うん、これぞ秘湯。
大満足でした。








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