茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

一期一会の山登り

2019-04-02 20:42:36 | Weblog
生きていてよかったー!
思わず、そう叫んでしまった、今日の筑波山。

本日はソロ登山でなく友人と二人での登山。
丁度、カタクリの花が見頃だからと誘ったら仕事を休んできてくれた。


しかし、
筑波山に近づくと山頂付近が白い。
ヤバイ!昨日の雨はやっぱり山の上は雪だったか、、
こんなに遠くから見ても真っ白だと、山頂まで登れんかも。。
場合によっては引き返す事も覚悟して臨んだ登山。

若干の積雪の可能性は予見できたのでアイゼン持っていこうかとも思ったが、
同伴の友人はアイゼンは持ってないので自分だけ持っていっても仕方ないと
積雪がない事を祈ってきたが、、
やっぱりの雪。

たぶん積雪は800段の階段あたりからだろうと予測どうり、
そこから雪が姿を表す。

しかし、その雪が美しすぎた。

ほんのり木や路面に雪の縁取りをしている程度の積雪。
それがあまりにも美しい景色なのだ。
そして頭上からは木の上部に積もった雪が
キラキラとこぼれ落ちてくるのだ。
秒速5センチならぬ、秒速30センチの粉雪となって、
青空から一斉に舞い降りてくる様はこの世のものとは思えぬ美しさ。

今、この時、この瞬間にしか出会えぬ、
一期一会のキセキの出会いだった。
儚い雪の世界だった。


正にほんの1時間くらい後にそこを下山でそこを通ると、
雪は全て消え、何てことのない湿った大地のいつもの筑波山に戻っていた。

さっき迄のうわーうわー!って叫んでいた
目の前の美しい景色は跡形もなく消えていた。

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