茨城から八ヶ岳南麓へどどんぱっ

今までのタイトルがブログの内容に合わなくなってきたので、模様替え。

今、人生で最高に幸せですぅ

2022-12-12 16:50:11 | Weblog
もう、何もかもクッキリ、クリアに見える世界になって、
見えるもの、何もかもが新鮮!
ガスコンロの火って、こんなにキレイな青い炎だったんだ、、

毎朝、会社で立ち上げるパソコン、
その画面に広がる輝く白さに毎回ハッとする。

テレビを付ける度に、
画面の詳細な描写力、色の鮮やかさに魅せられ、
ゾクゾクする。
三年前にブラウン管テレビから買い替えたのだが、
憧れだったREGZA、キレイとは思ったけど、
感動するほどでもなかった。

いやいや、このテレビの実力を全く享受してなかったのだ!
もう何を見ても美しし過ぎると映像なので、
撮り溜めていた映画を次々と観てる。

これでもまだ4Kではないのだ。
4Kテレビではあるけど、4kチューナーは内臓されてない。
後でDVDデッキを買った時にそこで追加すればいいや、
と当時は4Kチューナー付のテレビは少し高かったので、
とりあえず液晶テレビにだけした。
これで4K放送を見たらどこまで美しくなるんだか、
でも今のこの美しい画面で充分満足なんでとりあえずはこのままでいい。

会社で日付印、その日付を変える事が出来なくなっていた。
日付の文字がどんなに頑張って目を凝らしても、近づいても遠ざかっても
見えないのだ。
仕方なく押して印字される日付を見て、何度も手探りで日付を変えていた。

それが見える!
どんなに頑張っても見えなかった文字が見える!

昨日、両目の手術を終え、術後検診で又クリニックを訪れた。
今回はいくつか聞きたい事があって先生に質問を準備してた。

その一つの後から手術した方の目は最初に手術した目と違って、
鈍い微かな痛みが続き、目に違和感がありゴロゴロする。
その辺を聞いてみたかった。
すると質問する前に先生の方から、傷口がまだ完全に塞がってないので、
瞼を開け閉めする度にぶつかってゴロゴロするけど間も無く消える、
と説明してくれた。
痛みに関しても無くなった。

そして!
聞きたかった事の二つ目!
次の日は休みという事もあり、せっかく都内に出てきているので
映画を観て帰りたかったのだ、ニノの主演してる「ラーゲリから愛を、、」
恐る恐る「今日、泣きそうな映画を観てもいいんでしょうか?」
と聞いてみた。
冷たい返事が返ってきそうな予想に反して意外にも
涙には殺菌効果もあるんで大丈夫と笑顔で答えてくれた。
ほ〜そうなんだ、聞いてみるもんだと納得。

更に、目を強く擦るな押すなという注意の後、
心配だったら投薬してる目薬の内の○○を多めに点眼すれば、
細菌感染にもバッチリですと細かく説明してくれてホッとした。

ただ次の質問の今週末には運動再開したいというお伺いに対しては、
登山はいいけど、サッカー(フットサル)は顔にぶつかるかもしれないし、
力を入れ圧がかかるので普通そういうスポーツは二週間後からですね、
と冷たく拒絶された。
そーだよね。。。

術後の視力検査では、両目共、視力1以上を近遠どちらの距離でも超えている。
ずっと視力はそれ程良くなく、0.5〜0、6あたりだったので数値的にも劇的に改善してる。
更に老眼と乱視が加わり、あらゆるモノがボンヤリしか見えてなかった。

最初の手術が終わり次の目の手術にあたり先生が
次の目のレンズは遠目重視でいくか近目重視でいくか聞いてきた。
もう遠目は充分見えているのでこれ以上は必要ないと思い、
更に近場の読書用の視力と何かの作業の時の視力もクリアだった方がいいな〜と
近場重視にした。

先生は意外そうに普通は皆、遠目重視って言うんですけどね、
と呟いてたのが気になったが私は私だい。
術後の検査で近目に設定した目は近場で1.2で遠目で1.0の視力で
先生曰く遠目が思ったより見えてますね、と意外そうだった。

数値では両目、遠近全て視力1以上で良好のようだ。
手術した人の中には1.5ぐらいの視力になった人もいるようだが
そういう人は多分、視力検査の表の一番下のゴマの黒い点にしか見えない輪っかの
切れている部分がクッキリ見えるんだろう。
でも、私にはそこまでの視力は必要ない。
細かい字など見えなくても全然問題ない。
大事なのは見え方なのだ!
と手術終わった今こそ強く思う。

たまたま今回選んだレンズのレンティスコンフォートは、
コントラストが良いレンズだったようだが、
それがどういう事か深く理解しないまま、
ただ景色をそのままのリアルティで見えるような事が書いてあったので、
登山にはいいかも、と軽く思っていたのだけど、
ここはとっても大事だったんだ!
と今更ながら気づいた。

コントラストとは、光の透過率が複雑な構造の
多焦点レンズだと下がり10%以上を通さない。
これは視界が明るくクリアには見えなくなるという事だ。
全距離での視力は上がっても見え方の質は落ちる。

それに対して単焦点は光の透過率がほぼ落ちないので、
しっかりクリアな見え方になる。
レンティスコンフォートは、2焦点の多焦点レンズでありながら
構造がシンプルなので光の透過率がほぼ単焦点レンズと遜色ないレベル。
だから、私がこんなに全てが明るくキラキラ輝いている!
と大喜びの世界が広がったのだ。
ピントもどの距離でも合っており、見え方もキレイ!
更に保険適用レンズなので高くない!
イイ事づくめのレンズだった。
大満足!

今、私は人生で一番幸せかも。
こんな事が一番なんて、なんて私の人生淋しかったのか!?
自分でも哀れにも思えてしまうが、
いや、ありましたよ、
天にも登るような幸せを感じた事は何度も。
でも、その幸せが未来永劫続く保証は何も無く、
儚さも同時に併せ持つコトを感じながらの幸せだったのだ。

でも今回は違うのだ。
この目はもう曇る事はなく生きている間、未来永劫ずっとこの視界は続くのだ。
それが約束されているのだ。
確実な幸せなのだ。

五感での目から入ってくる情報は90%と云われる。
その目からの情報の質が上がった事で、五感まで研ぎ澄まされたのか、
音にも、味覚にも、匂いにも感覚が鋭くなってきた感あり。

人生をより深く味わえるようになったのだ。
もっともっと色んなモノを見たい。
撮り溜めた映画を見るとのも楽しみ。
そして何より今年ボンヤリしか見えなかった
北アルプスの山の上からの天の川と無数の星をもう一度見直したい。
来年リベンジだ!

生きていく喜びさえも与えてくれた新しい目。






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