明日、勤め先の介護施設(特養)で母が入所してる“ユニット型”が、ようやくコロナの厳戒態勢を解く予定で、ちょうどその日が母の定期回診日。やれやれ、今度こそ予定通りに事が進み、ほぼ1ヶ月ぶりに母と再会できそうだ……
と思いきや! 今度は病院から電話がかかってきて、母の主治医が体調を崩したから(まさかコロナ?)回診日を1週間ズラしてもよろしいですか?だって。もう勘弁してくれ!
回診日がズレようが薬は明日もらわなきゃいけないし、主治医がウチの施設のかかりつけ医に替わるから紹介状も書いてもらう必要がある。何より「胸のシコリ」という新たな問題が出てきてるし、私だってそんなにポンポン仕事を休めないんだよっ!!💢
……って、一瞬カッとなりかけたけど、電話を受けたとき周りに何人か同僚もいたから、あくまで冷静に対応し、丁寧に事情を伝えた上で「ほかの先生に明日、予定通りの時間に診て欲しいです」とお願いしました。結果、その要求は通りました。
まぁしかし、なんだか分かんないけど毎回毎回、スムーズに事が進みません。ああ、またストレスが……
とはいえ、電話を受けたとき冷静に対処できたのは、ちょっとした成長かも知れません。ストレス対策の本がさっそく役に立ってる? 仕事は相変わらずハードなのに、感じるストレスはやや軽減した実感もあります。
特に最近ブログで取り上げた「オーウェル思考」と「7:2:1の法則」は確実に効いてます。それと「いい人をやめる」っていう指針も。
いわゆる「ポジティブ・シンキング」ってヤツには胡散臭さを感じて来たけど、「ポジティブな言葉を発することによってセトロニンやドーパミンなどの神経伝達物質が分泌され、ストレスが軽減される」みたいに理屈で説かれると私は納得しやすい。
そういうのが「ストレスに負けない人の“脳をだます習慣”」で、スピリチュアル業界で言うところの催眠効果でしょうか。
以前の記事で、うつ状態の入口にいた私を救ってくれたのが『探偵!ナイトスクープ』の“キンタマ”ネタ3連発だったと書いたように、笑いがもたらす癒し効果は抜群なんだけど、それは単に口角を上げるだけの「つくり笑い」でも同じ効果が得られることが科学的に証明されてたりする。
人の脳ってヤツはけっこう騙されやすく、たとえば「あいつは最低だ」と悪口を言ったつもりでも、その主語を間違えて「俺は最低だ」と受け取ってしまう場合もあるんだとか。だからネガティブな言葉は発しない方がいいってワケです。
そう言えば職場の同僚に、忙しくてバタバタすればするほど「ああ楽しい、ああ楽しい」ってやたら連呼する人(男性)がいて、私は内心「こりゃよっぽどのマゾヒストだ、ド変態がここにいる!」って笑いそうになるんだけど、彼はもしかすると自分の脳を騙そうとしてわざと言ってるのかも知れません。
そんな彼は活き活きと働いてるように見えるし、顔をしかめて「しんどい、しんどい」と連呼する人より確実に好感度が高い。そうして周りから好かれれば自分も気持ちいい=ストレスも少ないことでしょう。
まあ、実際のところ彼はド変態なだけかも知れないけどw、目隠しされて氷を触ると「熱い!」って錯覚するのが人の脳ですから、騙されやすいのは真実でしょう。
だからこのブログでも今後は出来るだけ、ネガティブな表現は避けようと思ってます。ストレス発散の1つとして愚痴は変わらずこぼすでしょうが、少なくとも自分が言われてイヤなことは言わないよう心がけたいところ。
そういった変化を、老化じゃなく「成熟」への階段と解釈し、皆さんにも楽しんで頂ければ幸いです。