やはり、大福こと平井真琴 刑事(斉藤由貴)が現場復帰したことで、がぜん面白くなりました。七曲署の山さんにも負けない勘の鋭さで事件の先を読み、迷わずガンガン行動に移す彼女のアクティブさが、ただでさえ熱いドラマをさらに弾ませてくれます。
そして何より嬉しいのは、小山田管理官(金田明夫)と大福との「愛あるけなし合い」が復活したことで、金田さんも水を得た魚みたいに活き活きされてます。
で、そんな2人に引っ張られてか、重鎮である筈の笹川刑事部長(本田博太郎)の変人ぶりも更に磨きがかかって来ましたw
毎回、ドラマの中盤に登場しては大岩捜査一課長(内藤剛志)にハッパをかけるのがお約束なんだけど、今回は大岩課長と大福が隅田川の縁で会話してたら、笹川刑事部長が何の脈略もなく漁船に乗って登場し、あらかじめ用意してた手旗でエールを送るというナンセンスさw
こうなるともう、次はヘリコプターに乗って、その次はパラシュート、あるいは馬、ラクダ、像、しまいには壁画の中や墓の下から登場するなどw、どんどんエスカレートしてネタが尽きるんじゃないかと心配になって来ますw
シリアスとコメディーの境目をさまよう、その曖昧さこそが本作の面白さだと私は思うので、あんまりコメディーに寄り過ぎちゃうと魅力を失うやも知れず、そこは注意されたしです。
ストーリー自体は、いつも言うようにただの謎解きゲームですから、これと言って書くことはありません。この第2話は、鋭い勘が武器の大福が久々の主役ってことで、勘が鋭いがゆえに事件を起こしたり巻き込まれたりした人たちの悲哀が描かれ、なんだかよく解んない話になってましたw
でも、ハナから謎解きに興味が無い私にとって、それは大した問題じゃない。大事なのは刑事たちの活躍を如何に面白く見せてくれるかで、その点においてはますます期待出来そうです。
セクシーショットは第2話メインゲストの、武田玲奈さんです。
ムーミン