屯田物語

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地盤は悪夢を知っていた

2021年10月14日 | 日常
 
新書『地盤は悪夢を知っていた』に込めた思い ~地震痕跡・過去の記録の解読と防災戦略への反映~

ZOOM土木学会オンライン講習会に参加した。
何十年ぶりのアカデミックな雰囲気に触れて懐かしかった。
わたしのような門外漢にもわかるよう丁寧に講習していただき、とても有意義な時間であったと思う。親書のタイトルは『地盤は悪夢を知っていた』、サスペンス小説のようだが、過去・現在の爪痕から未来を予兆する地震の記録を軽くみてはよくない。
「地震災害の報道は、痛ましい被災の現実を容赦なく茶の間に持ち込むが、報道も、私たちも、その騒ぎが嘘だったかのように、やがて日常を取り戻していく。しかし、地盤には粘土細工のように過去の災禍が記録される。今の災禍も目の前にある。時には未来の災害の予兆まで見せてくれる。<土木学会 刊行物案内>
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