
丘下りる私の赤目つんのめる 時実新子
海の見える丘に黙って連れてゆく 徳永政二
有無の見える丘で相手が何をかんじようと、どう変わろうと知ったことではないのだから。
ではなぜ?なぜ丘へ連れていったのか。
それはその、そこが人間のずるさ、慾、意識的期待など、もろもろの矛盾。
自分を書くとはそういうことなのである。
時実新子
時実新子さんの作品にたいするコメントは小気味がいい読むほどすっきりする。
二年前の8月31日の百合が原の写真をコラージュしてみた。
おや、そろそろダリヤが咲いているかもしれないね。