屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

色香漂う百合の花

2006年01月31日 | 札幌の風景
恋しくは訪ねきてみよ和泉なる信太の森のうらみ葛の葉

白狐母と安倍清明との別れの場を詠んだ歌、
一度は聴いたことがあるでしょうか。
ずっとモノトーンの日常にいると、無性に色の世界が恋しくなってくる。
そのときは百合が原を訪ねることにしている。

ともかくも色香恋しや百合が原

エリオステモン・ブクシフォリウス(ミカン科)
英名でワックスフラワー、均整のとれた花姿をしている。



ヒイラギモチ
クリスマスの飾りによく使われるのでクリスマスホーリーと呼ぶ。


ムシトリスミレは食虫植物

2006年01月30日 | 札幌の風景
きょうの日中はそれほど寒くない。
あさの雪は日中になるとじわっと溶けてきて、三月の温かい雪のようである。
花を見たくなって、近くの百合が原公園へ行ってきた。

そこで見たのは食虫植物!
和名は ムシトリスミレ、スミレとの関係はなく、
モウセンゴケと同様に粘液によって獲物を捕らえる。
ユーラシア大陸と南北アメリカに分布し、
日本では高山地帯に自生しているとのこと。

薄紫の花びらがとてもあざやかである。
毎日、雪の中で暮らしているので、
このようなあでやかな色と香りでつつまれた空間で過ごす時間は楽しい。



屋久島以南に自生するサザンカを オキナワサザンカ と呼ぶらしい。
すんなりした形のよい蕾、赤と白の斑模様の花をみたいと思った。


東横インの不正改造

2006年01月29日 | 日常
東横イン の不正改造事件が発覚した。
そのうえ西田社長の釈明会見を聴いて再度あきれかえった。
東横インはビジネスホテル業界では大手といわれているが、
西田社長のお詫び発言と態度は、まったく不遜で下品ですらあった。
人を喰った態度はヒューザーの小島社長並みである。

「条例に違反しているとは知っていた・・
玄関前の駐車場はない方が格好いいし、身体障害者用の部屋も
年1、2人しか泊まらないのでいらないと思った」


10キロ~20キロオーバーのスピード違反で捕まったくらいの気持ちでいるのか、
開き直った態度は傲慢である。
いちばん問題と思うのは、
彼の発言から身体障害者の方にたいする配慮が微塵も感じられなかったことである。

東横インで働くすべての人たちは西田社長と同じ考えだと思わないが、
各地のホテルで恒常的に偽装がおこなわれていたとは信じられない。
社命とはいえ、唯々諾々と不正改造に務める姿はまことに情けない。
北海道の名門企業であった 雪印 が崩壊した原因はなにか、
それは経営者としての精神の腐敗である。

西田社長に驕りがなかったか、
東横インは西田社長が納得のいく形で責任をとらなければ、
雪印の二の舞になってしまうかもしれない。

最初、東急イン と書いてしまった。(笑)
NHKのニュースの字幕も間違っていたのではないかと思うが。

屯田防風林のシラカバの道は毎日散歩している人がいて、
どんなに雪がふっても踏み跡は元気である。





雪国のさだめか・・

2006年01月28日 | 日常
防風林から少し横道にはいると
それはもうたくさんの雪の山
しかも路面はデコボコでザクザクでツルツルときているから
歩いている人も自転車の人も転ばないように気をつけようね
でも、自転車なんて無茶だよ。

なによりも車の運転は細心の注意を払ってほしい・・
市内の横道は除雪が行き届いていないので、バギーカーに乗っている心地、
はなはだ危険である。





春を待つ辛夷の芽

2006年01月28日 | 札幌の風景
辛夷の芽 風のゆらぎを追いかけて

屯田防風林近くの辛夷の木、いつも何気なく歩いていたけど、
「多摩ニュータウン植物記」の ハクモクレンの花芽 の
画像を思いだして寄ってみた。
「あっ、辛夷の芽だ」
まだ、屯田の中通りは雪で埋れているが、
思いがけず木の芽と逢えたのは嬉しい。



それぞれの春は風にあり空にあり



昨年の5月14日、同じ辛夷の木。



切手になった北海道の花

2006年01月27日 | 日常
そろそろ南から梅やマンサクの花の便りがまいこんできましたね。
北海道はまだ雪、雪、雪の日々ですが、
せめて一足はやい郵便切手でみる北国の花シリーズです。



わたしのアルバムから切手になった花の写真を選んでみました。
石狩浜のハマナス、
ハマヒルガオ、エゾスカシユリなど6月末が見頃!



百合が原公園のラベンダー、
世界の百合を堪能できる。



旭岳温泉のエゾノリュウキンカ(ヤチブキ)
わたしのもっとも好きな花!



平取のスズラン、
日本一といわれるスズラン群生地は有名。




真珠の首飾りと耳飾り

2006年01月26日 | 日常
手持ちのCDはパソコンにダウンロードしてあるので、
ブログを投稿中はそのときの気分で曲を選びBGMを楽しむことにしている。
いま流れているのはグレン・ミラーの”真珠の首飾り”

「グレン・ミラー物語」によれば、グレン がまだ貧しかったころ、
質屋からイミテーションの真珠の首飾りを買って恋人の ヘレン に贈った。
のちに二人が結婚したとき新作の”真珠の首飾り”を演奏しながら、
本物の真珠の首飾りをプレゼントするわけである。
第二次大戦のさなかグレン・ミラーの乗っていた専用機は英仏海峡で行方不明となった。
映画の結末は悲しいが、そのシーンは淡々と描かれていたような記憶がある。
恋人のヘレン役はジューンアリスンであったが、
涙を誘うような楚々とした美人でなかったからかもしれない。(笑)
グレン・ミラー役のジェームス・スチュアートはヒチコックの「裏窓」に出演している。
アメリカの良心を象徴するような俳優であった。

グレン・ミラーはトロンボーン奏者である。
”茶色の小瓶””ムーンライト・セレナーデ”はスウィングジャズの代表曲となった。

百合が原公園の温室、アカバナ科のフクシア
別名は釣浮草という。
その優美な姿から”お姫さまの耳飾り”とも称されいる。




横恋慕と片情け

2006年01月25日 | 日常
”横恋慕”を辞典でひくと
「愛人のある者に横から他の者が恋をすること」

キルタンサスはギリシャ語で「曲がった花」という。
南アフリカ原産のラッパ状の花びらがユニークである。
花言葉は”横恋慕”
なかなか日常の生活では使わないことばである。

美空ひばりの「みだれ髪」の歌詞のなかで、
”片情け”という言葉がでてくる。

 すてたお方の幸せを
 祈る女の性かなし
 辛や、重たや、わが恋ながら
 沖の瀬を行く底引き網の
 舟に乗せたい、この片情け


”片情け”を辞典でひいてみたが掲載していなかった。
しかし、どうやら片想いと同じ意味のことらしい。
もし、作詞家の造語だとしたら誠に美しい言葉であると思う。
やはり大和撫子は”横恋慕”より”片情け”のほうが似合うと思う。
もっとも横恋慕するのはほとんど男だろうけど。

百合が原公園の温室
ヒガンバナ科キルタンサス




iPodといく国道275号線

2006年01月24日 | 日常
iPodに手持ちのCDをすべて転送した。
全部で2,144曲、画像1,061枚を転送して、使用容量は8.59GB、
まだ空きは47.09GBもある。

旭川へ向かうときiPodを持ち込んだ。
自分の持っているCDをすべて持っていったことになる。
FM周波数88.4で感度OKだった。
カムイコタンのトンネルのなかでも音声は途切れない。
この分では北海道内ではすべて聴けるのではないかと思う。

深川のラーメン工房「平岡」
醤油ラーメンを注文したが、見かけも味もシンプルだが意外と旨い。
チャーシュウお握りはまあまあか。
ジャランによれば「平岡」のお薦めは辛みそラーメンというので、
次に食べることにする。
期待持てそうな味である。



不釣合いな大きなスピーカーから流れている音楽は「ムーン・リバー」
眼を閉じ鼻をつまんで匂いを遮断すればラーメン屋だとは思わない。



暖簾のないラーメン屋も珍しい。