「昭和の歌人 古関祐而」BSの番組を何気に見ていたら
なんと”白鳥は哀しからずや・・”のメロディが流れてくるではないか。
そうか”白鳥の歌”の作曲は古関祐而であったのだね。
もっとも原曲があって、それをアレンジしているそうだが・・
若山牧水のことは「屯田物語」に二日続けて書いたばかりなので、
われながら不思議な偶然にとらわれたわけである。
久しぶりに三番の歌詞まで聴くことができて、懐かしかったね
白鳥は 哀しからずや 空の青
海のあをにも 染まずただよふ
幾山河 越えさかり行かば 寂しさの
終えてなむ国ぞ 今日も旅ゆく
いざ行かむ 行きてまだ見ぬ 山を見む
このさびしさに 君は耐ふるや
これは百合が原の白鳥ならぬ白鷺である。