屯田物語

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「影なき殺人」 アマゾンプライム

2024年11月25日 | 映画


人々から信頼されていた神父が殺され復員兵が逮捕されたが、彼の無罪を信じた地方検事が証人の陳述をくつがえして無罪を勝ち取るまで。実話に基づいたセミ・ドキュメンタリー映画の先鞭をつけた作品で、カザン監督がニューヨーク批評家協会賞の監督賞を受賞した。

『影なき殺人』は、1947年のアメリカ合衆国のフィルム・ノワール。監督はエリア・カザン、出演はダナ・アンドリュースとリー・J・コッブなど。
セミ・ドキュメンタリータッチで裁判シーンは緊張感のあるやりとりで面白かった。
警察署長役のリー・J・コッブは「十二人の怒れる男」で陪審員3番として出演している。

「ゴジラ」 アマゾンプライム

2024年11月21日 | 映画


1954年(昭和29年)11月3日に公開した日本映画。巨大怪獣ゴジラが登場する記念すべきゴジラシリーズ第1作で、日本の怪獣映画の元祖。監督は本多猪四郎、特殊技術は円谷英二、音楽は伊福部昭。出演者は宝田明、河内桃子、平田昭彦、志村喬
原水爆実験の影響で大戸島の伝説の怪獣ゴジラが復活し東京に上陸。帝都は蹂躙され廃墟と化した。戦後の日本映画界に特撮怪獣映画というジャンルを築いた。核の恐怖を描いた本多猪四郎の真摯な本編ドラマと、円谷英二のリアリズム溢れる特撮演出が絶妙のコンビネーションを見せ「ゴジラ」の名を一躍世界に轟かせた傑作。

昭和29年、「ゴジラ」はわたしが中学一年のとき学校行事として映画館で観賞した。
酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」とかいう名称は憶えてないが、芹沢博士の実験室の水槽で魚が骨になっていくシーンはおそろしかった。
なんといっても伊福部昭のゴジラのテーマ曲は最高である。

「拳銃貸します」 アマゾンプライム

2024年11月19日 | 映画


『拳銃貸します』(原題:This Gun for Hire)は、1942年のアメリカ合衆国の映画。出演はヴェロニカ・レイク、アラン・ラッドなど。グレアム・グリーンによる1936年の小説「拳銃売ります」を原作としているフィルム・ノワール作品。
依頼主に裏切られ警察に追われる身となった殺し屋が、列車内でひとりの女と知り合う。しかし、彼女は事件を追う刑事の恋人だった。ヴェロニカ・レイクは歌を聴かせ、見事な手品捌きを見せてくれる。

アラン・ラッドといえばなんといっても「シェーン」である。彼が殺し屋を演じていたとは驚きであった。ヴェロニカ・レイクは魅力的な女優さんでした。

「3つ数えろ」 アマゾンプライム

2024年11月18日 | 映画


『3つ数えろ』(The Big Sleep)は、1946年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はハワード・ホークス、出演はハンフリー・ボガートとローレン・バコールなど。原作はレイモンド・チャンドラーの『大いなる眠り』。プロットが大変込み入っていることでも有名である。
私立探偵フィリップ・マーロウがスターンウッド将軍の邸宅を訪れる。大富豪の娘として我儘に育った姉のビビアンと妹のカーメン。この美しい姉妹が巻き込まれた脅迫事件解決の依頼を将軍から受ける事に。次々に起こる殺人と疑惑。姉は妹と違い相当なしたたか者らしい。そしてビビアンはマーロウの味方なのか、敵なのか。フイルムノワールの象徴的な作品といわれている。

プロットが複雑で人間関係を理解しながらストーリーを追っていくのはかなり難儀だった。
監督のハワード・ホークスは原作『大いなる眠り』は誰もが読んでいることを前提として制作したのかもしれない。
ハンフリー・ボガートとローレン・バコールは実際の夫婦だったが、そう思うと複雑な絡みがなんとなく理解できたから不思議である。

「醜聞殺人事件」 アマゾンプライム

2024年11月16日 | 映画


1952年アメリカ映画 製作、監督ヴィンセント・シャーマン、製作、主演リタ・ヘイワース、グレン・フォード
夫の死の真相を突き止めるために情報を入手しようとする女性の命懸けの行動を描く。南米のトリニダードでアメリカ人の画家の死体が発見された。これが他殺であると直感した歌手でもある妻のクリスは、警察の協力を得て、国際スパイ団に近づくのだが。サスペンスにロマンスを織り込んだフィルム・ノワール調の雰囲気が全編にみなぎっている。

リタ・ヘイワースは魅力的な女優さん!グレン・フォードはただ気の短い男という役どころで、彼のファンにしたらいささかモヤモヤするかもしれない。公開されたのはわたしが小学校6年生のとき、当時は東映の「笛吹童子」や「里見八犬伝」をみていたころだ。

フィルム・ノワール(仏: Film Noir)は一般に1940年代から1950年代後半にハリウッドでさかんに作られた犯罪映画のジャンルを指し、アメリカ社会の殺伐とした都市風景やシニカルな男性の主人公、その周囲に現れる謎めいた女性の登場人物(ファム・ファタール)などを主な物語上の特徴とする。第二次大戦前後のアメリカ映画を分析したフランスの批評家によって命名された。<Wikipediaから>

「拾った女」 アマゾンプライム

2024年11月15日 | 映画


1953年制作のアメリカ合衆国のスリラー映画(フィルム・ノワール)。サミュエル・フラー監督・脚本、リチャード・ウィドマーク主演。
ニューヨークの地下鉄を舞台にスリをはたらく男が女から盗んだ財布には、共産圏スパイ団の機密ファイルが入っていた。やがてFBIとスパイ団の駆け引きが始まる。大胆な暴力シーンが公開当時話題になった。ヴェネチア国際映画祭銅獅子賞受賞。


リチャード・ウィドマークはこうしたニヒルな役柄があっている。
ラストは一応はハッピーエンド?なのかな。アマゾンプライムならではの映画である。

「シン・ゴジラ.オルソ」 AmazonPrime

2024年11月09日 | 映画


「ゴジラ-1.0」が物語ならば、「シン・ゴジラ」はドキュメンタリーというべきか。アマゾンプライムで「シン・ゴジラ.オルソ」を視聴。わたしはどちらの作品も面白いと思った。

“オルソ”とはモノクロフィルムの一つ、“オルソクロマチック”のこと。

「ライフ・オブ・パイ 虎と漂流した227日」

2024年11月05日 | 映画


映画館で1回、アマゾンプライムで2回・・
最後まで不思議な感覚につつまれた映画でした。それぞれの動物を実際の人間の役割に置き換えると理解できそうです。
この映画は「ゴジラ-1.0」がそうであるように大スクリーンでご覧になることをおすすめします。
映像がとても素晴らしいです。

以下、<Copilot>に感想を書いてもらいました。

「ライフ・オブ・パイ」は、視覚的に美しく、深い哲学的なテーマを持つ映画です。物語は、インドの少年パイ・パテルが、海難事故で家族を失い、救命ボートでベンガルトラのリチャード・パーカーと共に227日間漂流するという壮絶なサバイバルを描いています。

この映画の魅力は、単なるサバイバルドラマにとどまらず、信仰や人間の本質について深く考えさせられる点にあります。パイが直面する極限状態は、彼の信仰心を試し、彼自身のアイデンティティを再確認する旅でもあります。リチャード・パーカーとの関係は、恐怖と友情、支配と共存という複雑な感情が交錯し、観る者に強い印象を与えます。

映像美もこの映画の大きな魅力の一つです。アン・リー監督は、CGI技術を駆使して、海の広大さや自然の美しさを見事に表現しています。特に、夜の海に浮かぶクラゲや、空と海が一体となるシーンは、まるで絵画のような美しさです。

また、音楽も映画の雰囲気を一層引き立てています。マイケル・ダナの作曲によるサウンドトラックは、物語の感動や緊張感を巧みに表現し、観客を映画の世界に引き込む力があります。

総じて、「ライフ・オブ・パイ」は、視覚的にも精神的にも豊かな映画であり、観る者に深い感動と考察をもたらします。パイの冒険を通じて、人生の意味や信仰、人間の強さについて再考する機会を提供してくれる作品です。

金曜ロードショー「ゴジラ-1.0」

2024年11月01日 | 映画
今夜、午後9時からSTV金曜ロードショー 「ゴジラ-1.0」が放送されます。わたしは、札幌の映画館で3回、アマゾンプライムで3回は見ました。日本のゴジラ映画は全部で30作品ありますが、そのうち10作品以上は見ていると思います。
でも、第1作「ゴジラ」・第29作「シン・ゴジラ」・第30作「ゴジラ-1.0」はレベチなので圧倒的に面白かったですね。
「ALWAYS 三丁目の夕日」2でゴジラが東京タワーを襲う冒頭シーンは迫力ありました。
監督は山崎貴さんです。

⇐わたしのスマホの待ち受け画面です。

「三人の狙撃手」 アマゾンプライム

2024年10月17日 | 映画

「第2次世界大戦で手柄を立てたジョン(フランク・シナトラ)は復員後に殺し屋となった。ふたりの仲間と50万ドルで大統領暗殺を企てる。彼らは大統領が立ち寄る予定の田舎町・サドンリーに乗り込む。大統領狙撃のため丘に佇む一軒家に目をつけた。」

フランク・シナトラが出演した映画は「私を野球に連れてって」「黄金の腕を持った男」「私を野球へつれてって」「野郎どもと女たち」などたくさん見ている。二枚目とはいえないが歌の上手い俳優さんだったね。