「参宴者入場」
いよいよ参宴者の入場。公卿(歌人)は狩衣姿、女官(歌人)は小桂(こうちぎ)姿、楽人、白拍子もそれぞれの衣装を纏っている。
「白拍子の舞」
楽人楽を奏し、今様をうたい、白拍子が舞う。平安時代の幽玄の美に酔う。
「歌人様子」
歌題「嶺雲(みねのくも)」を示され、七人の歌人による作歌風景。
「水干姿の童子」
二人の童(わらべ)が盃に酒を満たし、遣水(やりみず、小川)に滞った盃を竹の棒で流れに戻すなど、その愛らしい姿が、観客の注目を一身に集めていた。
「羽觴」
「羽」は鳥の羽、「觴」とは盃の意味。羽を重ね、その上に盃をのせて流したようとのこと。京都御所に伝わるもので、素朴ななかに洗練された味わいがある。桧材に彩色。
左の画像は【Kyoto Movie】http://kyoto-movie.jp/さんの動画からお借りしました。
「披講(和歌朗詠)」
城南宮「権禰宜」扮する朗詠者、披講の席に進み朗詠す。
摂津国の怪人