仏教日記(1)
いまだ仏教関連記事にアクセスが来るので、びっくりしています.
私は本格的な仏教僧侶ではないので、あまり書きすぎるのを控えた
ほうがいいかと思い、語学学習日記に専念することにしたのですが
やっぱり、継続しようと思います.
まず、もっともアクセスの多かった記事「如風於空中
一切無障礙」の記事の続編を書きます.
風なのですから、食事以外は手に取らないようにしないと
「如風」ではありません.どこまでなら手に取っていいか
難しいですが、全部切り取ります.昔、化学の時間に
原子を結ぶ手の図がありましたが、あれ、あの連結線
をバッサバッサ切り取る.原子=あなた自身
原子だけになって、ポケ~と空中に浮かぶ...
そういうイメージだと思います.
欲望の歌を誰かが詠みました.
「世の中は うまいもん食いたい 楽したい よそのべっぴん抱いてみたい」
このうち、食うのは生きていくのに必要ですから、食って下さい.
楽も必要です.休憩入れたり、気晴らしもしてください.
しかしよその奥さん抱いたら、今生も来世も地獄の釜茹の刑に
会います.おつつしみ下さい.「うれしさ1秒、釜ゆで現当2世」
——ではどうしたら、いいの?
——それはこう思って下さい.
前世でよその奥さんに手を出して、今生やっと地獄から這い上がって
来たのだ.もう浮気は前世でも前々世でもたくさんやってきたではないか.
よそのべっぴんさんというのは、独身女性であっても、自分に奥さんが
いる場合にも当てはまります.
浮気はもういらない!
だいたいわが身に置きかえてみるとそういうことはできなくなります.
よその別嬪さんを抱けば、わがとこのかみさんも、どこかで抱かれるぞ!
よその独身女性を抱けば、わがとこのかみさんは憤怒の形相になって、
あなたは家を放り出されるぞ!
「それをすれば、その同じことがされる」、これが物理法則?かどうか
は分からないが、間違いなくブッダの教説にはあります.
これによりあなたは、過去世を信じることのできる境地に入る.
天台の曰く:~忘れましたけど、だいたいこんな内容でした.
過去を知らんと欲せば、その今を見よ.来世を知らんと欲せば
今の所業をみよ.とかなんとか.
日蓮の遺文集のどこかで見たのですが忘れてしまいました.
ただね、いいたいのは日蓮宗って「過去宗」なんですよ.
ただ、解説書にある「過去」には私は個人的には反対してます.
たった自分の前世の存在を信じられない人が、どうして
3000塵点劫が信じられますか?ましてや500塵点劫が!
「一丈の壁が越えられない人がどうやって・・・」とかいうご妙判
がありましたが、前世と前々世でいいから、あったことにして
信じ抜いてくださいな.もうそれだけでいい!
ということでですね、前の世でも前の前の世でもHしてきたのだから
もういらない、と信じ切ることによって「如風」の2字を得ること
ができるのです.
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