さっぷいさっぷい外語学院(生徒:ゴタ、張るカイロさん)

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私は先生ではありません.間違いだらけかと思います.
ご容赦下さい.

2144番:カエルの一生 ゴタぴょん仏教法話(僧侶ではありません)

2023-06-22 04:13:34 | 日記

カエルの一生

 

昔、タマゴがありました.タマゴは川辺の葉っぱからポチャンと川の中に

落ちて、水中を漂いました.やがてタマゴからシッポが伸びてきました.

そしてオタマジャクシになりました.オタマジャクシから足が出てきました.

やがて、カエルになりました.カエルは歌いました.

カエルピョコピョコミピョコピョコ

 

さてある日、カエルはヘビににらまれます.

みなさん、ヘビににらまれたカエルを見たことはありますか?

カエルはね、ヘビににらまれると、動けなくなるのです.

 

一方、カエルを見つけたヘビは、鎌首をもたげます.長い胴体の頭部のほうを

数十センチ持ち上げ、カエルをにらみます.

英語でね、fascinate [ファッシネイト] という言葉があります.「悩殺する」という意味

ですが、美女が男を骨抜きにするときに使う言葉なのですが、これは

ヘビにも応用されていまして、カエルを食べるときに、その恐怖の姿を

カエルの視覚に映しカエルをしびれさせてしまうのです.

 

そうしておいて、ヘビは一気にカエルを頭から食べちゃう.

カエルはヘビの口から二本の足をパタパタさせてクーンと言って

鳴くのですが、これがカエルのこの世の最後の言葉になります.

 

職業柄、カエルの通訳をさせていただくと、

「さよなら」と言っているんでしょうね. 

これがカエルの一生です.

 

でも、みなさん、仏教的見地では、これは「あっそうなの」

で済まされるのです.

 

なぜか?

 

それは因果の法則で説明されまして、

そのカエルは、前世で、ヘビだったときがあるのです.

一方カエルを食べちゃったヘビは前の世か、その前の世かは

特定できませんが、ヘビに食われたカエルだったのです.

 

原因は結果を生む.いいことをすれば、いい結果が生まれる.

悪いことをすれば、悪い結果が生じる.

美味しいものを食べると、自分が美味しくなるため、他人に

今度は食べられちゃう.これが六道輪廻の苦しみでございます.

 

出家する気になりましたか?

でも、可愛い妻子がいると、できませんよね.出家はまた次の世で

やって下さい.

 

ではさいなら.

ゴタぴょん法師


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